ドモ!ボクです。
久々に芸能。
ネット動画サイトで「苦役列車」を視ました。
森山未來さんの出演作品を探してたらヒットして、視たという経緯です。
結構前の公開時に話題になって、敢えて避けてきた作品でした。
その要因の1つが前田敦子さんでした。
AKBでごり押しされてて、何か嫌な印象だったので見たいと思わなかった。
前田敦子さん。単体で活動されている“なら”嫌悪もなくなります。作品の中でも良い演技をしていたと思います。ただ、元AKBの肩書きでキャスティングされているのも事実だと思います。
芸能界がAKBグループに忖度する様になりましたね。今やジャニーズとAKB位じゃないですか。
芸能界だけが独立している訳ではなくて、様々な業界がマスメディアを介して繋がっている。
AKBやジャニーズに金を出す企業が多いのでしょうね。
昔からテレビが好きで、様々なアイドルを見てきた者としては、AKBグループ程解りやすくて、解りにくいものはないと思っています。
解りやすい“側面”は、メディアに支配的に露出して、同業アイドルを露出させないこと。
これは昔からあったのかも知れませんが、マスメディア自体が拡大している。幾らスターが居ても、全てのメディアには出ることは不可能。
ネットが普及したお陰で、ボクの様に“違和感”の要因の1つを憶測で考察することが出来る様になった事と、選択肢が増えて二極化した印象です。
超メジャー(ジャニーズやAKB)とそれ以外。
特に音楽業界とテレビの歌番組(地上波)は露骨。
例にあげれば、Mステ。
何故、Mステか?
地上波でゴールデンで歴史があるから。
AKBはどっかしらのグループが出てる。ジャニーズも同じ。(ジャニーズは昔からで、テレ朝のリハ室が専用らしい)
後は事務所が大きい所と韓流位かな?
90年代のタイアップも効かなくなってきて、お金くれる所しか出られない。
ネット普及で誰もが発信者で、検索出来る様になった一方で、皆が共有する習慣がなくなった事で、楽曲のクオリティも下がったと感じています。
解らない事はファンの心理。
一番目にし易くて、人気があって、周りで共有出来るからですかね?
ネットにあがる“握手会”の様子を見てみると、その集客力は物凄いと驚愕します。
他のアイドルの“握手会”何てショボいですよ。
人の心理は解りませんが、アイドルが好きなのではなく、「人気の◯◯が好きな自分」や「共有出来る◯◯が好き」なのではと考えます。
ボク自身が考察したものが真実かどうかは解りませんが、熱狂している人達より“前”を知っている。
メディアは慈善事業ではない。しかし、不特定多数に情報を発信する“責任”があると考えます。
例えばです。何処かの団体が多額のお金をばら蒔いて、メディアが一方向を向いたら、大衆は冷静な判断は出来ない。
ネット以外はジャニーズやAKBに忖度を図っていると思います。
ネットが多様性を作っても、主要メディアと呼ばれる、テレビ、新聞、ラジオが偏っていれば、“若年層”の成長段階での思考は偏ったものになる。
秋元康さんがそれを解ってたかどうかは解りませんが、確実に09年以降は頭にあったと思います。
ジャニーズが90年代からジュニアを充実させて、同じ世代の女子達の関心を集めて現在に繋げている事を認識してれば模倣しますよね。
何故、立ち上げ時にそこを目指さなかったのか?
資金不足と違ったコンセプト(劇場型)があったからだと思います。
現状は?劇場型を維持しつつ、主体はマスメディアですよね。テレビ局発ではなかったのに、世間に浸透させるにはテレビ局が必要だった。
だから、09年を境にテレビ局主体になって行った。