軽量鉄骨のクロス張替え(カビ) | r2mokkenのブログ

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プラン大好きな木造建築士のお家のはなし。

リフォーム工事をしていますと、経年変化の

いろんなものが見えてきます。

 

今回は軽量鉄骨住宅のリフォーム工事で

クロスの張替え工事の模様です。

 

軽量鉄骨は夏暑く、冬寒いとお伝えして

おります。

単純に構造躯体である、鉄骨の熱伝導率が

高いからです!もうご存じですよね。

 

冬場、鉄骨はキンキンに冷えます。

寒いので室内暖房をガンガンします。

 

するとなんということでしょう。

なんか天井が黒ずんでます。

雨漏りではない様です。

その正体はこちらです。

カビです。

カビ部分はちょうどバルコニーがあり

外気との接面になっております。(鉄骨の梁がある所)

鉄骨が結露を起こして、カビが生えた事例です。

 

木造でもカビが生える事はございますが

多いのはサッシが結露をしている窓廻りとか

水廻りですね。

 

比較的換気の良い玄関で、カビが生えるのは

軽量鉄骨とかRCなんですよねー。

 

リフォームをしていると、経年劣化で構造の

良し悪しを感じることって本当に多いんですね。

 

長い目で見ても、軽量鉄骨はメリットを感じません。

残念な工法です。

また違う事例も紹介していきますね。では。