建築コストを考える。 | r2mokkenのブログ

r2mokkenのブログ

プラン大好きな木造建築士のお家のはなし。

建築コストのシンプルな考え方をご紹介します。

コストを抑える基本は正方形です。

見てください。

実は同じ面積でも、正方形と長方形では、外周長が違います!!

ご存じでしたか。ご存じだと思います。

 

外周に外壁材、内装材(クロスも含む)、基礎などあり、それら

長くなるのです。

”同じ面積でしたら、同じ金額です”なんて会社はどんぶり見積もり

の証です。

 

次にこちら。

凸凹があると割高になります。

まず角の青〇してるところを出隅と申します。

外壁サイディングですと、出隅役物という角を治める部材が

余分に必要になり割高になります。

 

少しの凹凸ですが、出隅が2か所増えるんですね。

 

そして外周長は、また2m長くなってしまいました。

さらに中庭だとサッシなんかも増えたりして

面積が少なくて、割高になるのです。

 

コストを考えて、経済的な設計をしていきますと

正方形が基本になります。

 

また建築コストの考え方をご紹介していきますね。では。