じゅん先生とコト先生と話しながら、担任への怒りと受験を迎える長男れーのこと。

そして、急に変わってしまった妹にどう対応していいのか分からないつーのこと。


なにより、なーの笑顔が消えたことがツラいと私は話した。

娘が担任に何かしたのか。

娘がここまで追い詰められたことに、担任が気付いてない様子。

私は、話し合いの中で何度も伝えた。

「これ以上、なーみたいに傷つく子を作らないで欲しい。なーだけにしてください。」そう伝え、その日は帰ることにした。


「ママーみてー!これ可愛いね」そういって、引きつったような表情

「そうだねー!」

見つめる先には、とても可愛いとは言えない 工事の車w


明日は笑えるかな

明日は大丈夫かな



私は、そう思いながら土日を過ごし、月曜日を迎えた…


月曜日、担任とあんなやり取りになるとも思わず……




月曜日、娘と学校へ向かう


じゅん先生とコト先生が出迎えてくれて、保健室へ案内された。


荷物を置き、「今日は時間割が……」コト先生がノートに書いて、なーに見せる


「英語は行きたい…でも……」

不安そうな表情で、そう言うなーに「じゃぁ、ママ一緒に教室いくよ!」と言うと、安堵した様子のなー。


英語は、専任の先生が行うので

担任はいない。


一緒に教室へ向かい、少し様子を見て帰るつもりだった。


教室に向かうと

「なー!授業始まるよ!」そうお友達が声かけてくれた。

教室に1歩足を踏み入れたその瞬間、なーが後退りをして、教室を出た。


担任がいたのだった。


足早に去るなーを追いかけ、手を掴み、一緒に階段を降り、保健室へ向かった。

保健室の扉に手をかけ入ろうとした

その時だった。



「ひっ……」

なーの聞きなれない声に、視線の方へと振り向くと、さっき教室にいたはずの担任が私の真後ろに立っていたのだ。


「少しお話よろしいですか?」


私は頷き、なーを保健室に入れてから、担任の話を聞くことにした。



なーは、たまごっちを眺めたり、いじったりしながらも、時々退屈そうにこちらを見ていた。

じゅん先生は、「なー、それたまごっち??先生が子どもの頃と全然違う!見てもいい??」

なーは、私をじっと見つめていた。

「じゅん先生みたいって。見せてあげたら?」

ん!と言ってたまごっちを差し出す なー。


いつもなら「えー?!じゅん先生、おじさんなのに、たまごっちわかるの?!」など、冗談交じりで言う娘が、何も言わずに差し出した様子に、じゅん先生の顔がショックを受けたように見えた。

少しみて、「ありがとう」とじゅん先生が渡すと

何を言うこともなく、目を見ることもなく、娘はたまごっちをまた眺め始めた。


そして、私の怒り、娘の気持ちを伝えた。


「この子自身、兄も元個別級だったこともあるせいか、個別級の子に対して、偏見はありません。」

「自分一人になってしまうという不安、周りが楽しそうに話している様子から気持ちがモヤモヤすると伝えたところ、みんなもモヤモヤしてると言われ、それは自分のせいで?と考えてしまった」など、本当にそんな話をしました。


すると「コンコン」という音と共に「コト先生少しよろしいですか?」という担任の声が聞こえた


なーは、耳を塞ぎ、床をじっと見つめていた。


コト先生が「後にしてください」と答えると「至急なんです」と言ってきた

「すいません」

と近くにあったパーテーションを広げ、私たちの姿を隠し、ドアを開けた。

「自己紹介カード書いてるけど、書くか知りたくて」


じゅん先生と私のため息がハモったタイミングでコト先生が部屋を出たのが見えた。


パーテーションに映る影を見て、様子伺ってんのが直ぐにわかった。


私は事の経緯を話した。


じゅん先生、コト先生がそれぞれのノートに書き始める。

私は、なーから聞いた事、れーやつーから聞いた事、なーのその後の様子を伝えた。


コンコン


コト先生が席を立ち、扉を開けると

「今は困ります」

コト先生の声と同時に


「なーさん!これ、なーさんのノート」

と担任が来た


「先生、お引き取りください。」

コト先生が言うと

「私は、なーさんにノートを」

「お引き取りください。」

じゅん先生が冷たい声で言うと、驚いたのか、後ずさりし、部屋を出たタイミングで、コト先生が扉を閉めた。


「すみません。ここに居ることは伝えて無いんですけど……コト先生、あの部屋使える?」

「今確認します!」

会議室にある電話から、どこかに電話をし、話始めるコト先生。

じゅん先生は、「お母さん、本当に申し訳ありません。少し場所変えましょう」そう言って、コト先生か電話を終えるタイミングで、「こちらへ」と別の部屋に向かった。

他の部屋に着くタイミングで、事務員さんとすれ違ったのをみて、コト先生が電話してたのは、職員室で、少し離れた部屋を用意してくれたのが容易く想像出来た。

「ここなら大丈夫ですので。」


そうして、また話をすることになった