敏腕コーチといえば…
ヤクルト 杉村 繁 さんです!
昨シーズン大ブレイクした、山田 哲人選手の打撃指導などで成果を残されているこの方。
高知高校時代には、「西の杉村、東の原(のち巨人)」といわれるほどの選手でした。
1975年 春の選抜甲子園 決勝では、その原 辰徳 さんが所属していた東海大相模高校と対戦。
延長13回に決勝打を杉村さんが放ち、優勝へ導きます。
その年のドラフトで、ヤクルトスワローズから1位指名され入団します。
プロ入団後は伸び悩み、2年目にプロ初出場。
1979年 77試合に出場し、自己最多の185打数45安打を記録
プロ生活12年間で、高校時代発揮したパンチ力は潜め、本塁打は4本。
スーパーサブとしての立ち位地で、活躍をされました。
引退後は、球団広報などのフロント業務をし、
2000年 若松勉監督のもと打撃コーチ補佐として抜擢されたのが才能の開花でした。
ヤクルトでは、山田 哲人選手のほかには、現在メジャーで活躍している青木 宜親選手。
2008年からは、横浜ベイスターズにて、内川 聖一(現ソフトバンク)などを指導しました。
指導法の工夫は、「ティーバッティング」
「正しいフォームを作っても、試合に出るとどうしてもフォームは崩れる。だから翌日(ティー打撃で)正しいフォームに戻して練習に入る、そしてゲームに入るってことが大事。結局、ゲームの中で自分を助けてくれるのは正しいフォームなんです。」
この考え方を大切にしているからこそ、通年通して活躍できる選手を支えることができるのですね。
これからも活躍に期待です!