仕事上、犬や猫の飼い主さんからメールや電話でのご相談を受けますが
ほんの数日前あるご年配の女性の方から
猫ちゃんのごはんの事でご相談を受けました。
その方は一方的にどんどん喋り弾丸のように聞いてきます。
しかし実際はごはんのことよりももっと喋りたい事があるようでした。
その内容は行政や警察の猫に対する扱いがひどいという事
命あるものを何だと思っているのだ!とご立腹でした。
その方は猫を数多くめんどうみているようです。
きっとそのことで何か近隣トラブルがおきているのでしょう。
私はただ話に耳を傾けていました。
ご年配の方は喋りたい事を何度も、何度も繰り返していましたが
急に静かになり、間が空いた後、一言言ったんです。
『あんた、 良い子だね。』・・・・・『名前何って~の?』
お礼を言って名前を伝えるとその方は私の名前を数回繰り返し
『うん、わかった。』て言っていました。
何十年ぶりでしょう。
『 良い子だね。』と言われたのは。
何故か嬉しかった。
そしてその方は
『あんたね!人間は歳じゃないんだよ!ハートだよ。』
『80過ぎたって元気で負けない者もいれば、
20代でよぼよぼしたのだっているだろ!』と・・・。
私は話を聞いているうちに段々と懐かしく思えてきました。
私の母も『あんたは良い子だね~』とか『あんたは親切だね~』とか
同じような事を人様によく言ってた事をふと思い出しました。
母も戦争を乗り越えたたくましい人でした。
よく私に
『お前よりも年上、まして歳寄りの話は真剣に聞け。無駄な話はひとつも無い。』
と申しておりましたので
これも親のしつけに感謝しつつ・・・。
話は戻りますが、色々人には事情があって、
イケない事や良い事をくり返し、くり返して生きていくものだと思います。
いつも、正しい事か悪い事かだけを判断していたら
人は開く心も開かず、自分を見つめる事のきっかけさえも無いのではなかろうか。
そんな人間はつまらん。 と私は思う。
私の仕事も犬や猫達を動かす事よりも
飼い主さんをどうやったら心も体も動かせるか。
それしかいつも考えていません。
人間も100人いたら100通り。
犬と同じですね。
日本の行政さん、心で仕事していますか?
-今日の一言-
【今日の風呂での歌は母が好きだった『おおブレネリ』である】
by-リチャ