最終日の3日目は歴史の舞台にもなった宇佐神宮からスタート。
駐車場は広いのですが、この日も猛暑日だったので出来る限り日陰にレンタカーを停めたかったのにほぼない!
というのはここだけの話です。
「暑いな・・・・ここでスピリチュアル系の人なら『竜神様を呼び出して~』なんて言うのだろうか・・・・」
「馬鹿なことを言わないでしっかり歩く!
暑いのはご婦人たちも同じですよ!」
「まったく・・・日傘をさしているのに軟弱な」
「・・・・(-_-;)」
お昼だったので、大分が推す椎茸を使った丼ものを選択。
美味しいのですが、鶏肉でも入れてくれたらもっと美味しいのでは・・・・と思ったのはここだけの話です。
お昼を食べて酷暑の中、宇佐神宮へと乗り込みます。
「ようこそおいで下さいました、・・・・殿。
歓待致しましょうぞ」
「・・・・暑い(-_-;)」
「なにぐだぐだ言っているのよ!
夏は暑いに決まっているでしょう!!
そんなに熱いのならそこ(注:参道近くにあるカフェ)で氷水を頭からかぶってらっしい!!」
「姉様・・・(-_-;)」
「さっさと歩く!!随分と待たせたわね・・・・あら、可愛らしい娘を連れてきているじゃない、一晩貸さない(^^♪」
「彩の葉のことですか、人妻ですよ?」
「あら、私は人妻でも構わないわよ、一晩中可愛がってあげるけど(^^♪」
「からかうのもそこまでにしてください、一騎当千の彩の葉が本気で怖がっているじゃあないですか(;^ω^)」
嬉しい誤算で茅の輪が設置されていました。
とある言葉を言いながら茅の輪をくぐらないと効果がないのは先人達にとっては当たり前のことですが、その知識が途絶えてしまったのは残念です。
「蘇民将来・・・・」
「お前には必要なかろう」
「そうなんですけどね、それでも儀礼かと思っています(^^♪」
本殿を華麗にスルーして、本当のパワースポットへと向かいます。
「おや、わかったのか、流石だな」
「・・・・わからないと思いますか、あれだけ気配が濃密なのに(;^ω^)」
その後、予定通り別府へと戻ります。
ツアー参加者の皆様が温泉を堪能して頂いている間にパワースポット調査へ。
「うん、心霊写真だね(;^ω^)
獄卒のみなさん、今日もご苦労様です」
「なんだ、影鷹ではないか。
お主も入っていくか」
「海地獄に?死んでしまうよ(;^ω^)」
「馬鹿を言うな、そこな湯に入っていけるであろうよ。
汗をかいているではないか、宇佐にいる御方に絞られたか?」
「少し説教をされたよ、まあそれはそれとして・・・今日も煮ているね?」
「当たり前だ、ここをどこだと考えている。
罪人を責めるのは我らの役目ぞ」
温泉を堪能して頂いたあと、少し離れた血の池地獄へ。
ここでも心霊写真がしっかり撮れました(^^♪
「ここでも温泉施設を作れば良いのに・・・・」
「なんだ、入りたいのですか」
「ここで入れば血のめぐりが良くなり、血の病気予防(例:血栓、白血病など)になるのではないですか。
そうすれば随分と助かる者達がいるというもの」
「金子(きんす=お金)の問題もあろう、我らが人の営みに関わることはせぬ」
「まあそうでしょうね・・・手だけでも入って行こうかな」
「やめておけ、お主の手は決して穢れてはおらぬよ」
「・・・・」
大分最後の食事を空港で頂いたあと、いよいよ帰路につきます。
ハプニングだらけの出張でしたが、終わり良ければ総て良し!
おまけ
「東京に戻ると落ち着くな・・・・やはりここから離れられないらしい」
「御身の任地は此方ですからな、仕方がありますまい」
「旅から旅への生活か、かつてのあの時からなんらかわってないな」
「懐かしむには些か早いかと」
「あちこち引っ越ししたけど、やはりここ(関東)を離れられないらしい。
どうしても最後にはここに戻ってきたくなる」
「これより先、あなたは様々な所に行くことになるでしょう。
多くの者を見届け、その見返りとして頂くものもありましょうが、それは決してあなたを卑称な者として軽く扱っている訳ではありませぬ。
なんらかの形で返したいという思いの表れだと思っては如何ですか?」
「わかっているよ・・・・愚図共が封印を解いてくれるお陰で黄泉の連中ともやり合わないといけないからな。
これからますます忙しいんだろうな・・・・何人か死なせることになる、それでも良いか?」
「我らは武威を誇る者、死地に立つことは当然のこと。
御身もまたそうではありませぬか」
「消滅することなんて怖がってもいないけどな、何も知らない者ほど己がどんなものを引き起こしているのか?
知ろうともせぬから始末が悪い」