友貴さんとは 以前のイベントで何度かお会いしていましたが、この日は ゆっくりとお話しながら撮影できました。
この撮影で活躍したのが、
フジ XF56ミリF1.2R APD というレンズです。
フジのレンズには、同じく56ミリF1.2Rのノーマルバージョンもありますが、APDには アポダイゼーションフィルターが搭載されています。
特徴としては、ノーマルレンズに比べて ボケ味がより滑らかに描写されるということです。
タイミングよく このレンズを手に入れていたこともあり、その初使用が マスカッツになるということで 張り切って持ち出しました。
フルサイズ換算で85ミリ、ポートレートには最適な距離感と遠近感です。
印象としては、確かにピントの合ったところは とてもシャープで、背景が柔らかくボケています。
ノーマルレンズと比べたわけではありませんが、目にピントを合わせて背景をきれいにボカす ポートレート撮影には、これから大活躍してくれることは間違いないです。
フルサイズ85ミリの距離感としてはギリギリの広さでしたが、結果的に 友貴さんの どことなくノスタルジックな表情を、このレンズのボケ味が上手く引き立ててくれたと思います。
XE-3 のコンパクトなボディに装着すると、より存在感が増す。この大口径レンズ特有のスタイルが気に入っています。
APDの場合、実際のF値は赤文字の数値になる。
XE-3 のコンパクトなボディに装着すると、より存在感が増す。この大口径レンズ特有のスタイルが気に入っています。
APDの場合、実際のF値は赤文字の数値になる。
明るさを多少犠牲にしてもボケ味を優先させたのがこのレンズの特徴。