こんばんは

 

DAY2、始まりましたね。

各グループでアツい試合が繰り広げられていますが、さっそく振り返っていきたいと思います。

 

GroupA

アッパーファイナルではBCSvsFENNELのマッチアップで、FLが2-0で勝利。1マップ目アセント、2マップ目ブリーズともにピストルを攻守2本落とすものの、アセントでは13-10、ブリーズでは13-8で勝利と、確かな実力を見せています。

両マップともにCLZ選手がKAY/Oを使用しフラグトップの大活躍。これに加えてIGLもしているのだから驚きです。

これでGFが確定したFLはあと1勝でメインステージへと進むことができます。

BCSはロウワーファイナルにて、RABILIS BURSTと戦い、GF進出をかけて戦います。

アセントではkAyleがジェットを使用し、24キルの大活躍を見せますが、惜しくも敗北してしまいました。

明日の試合でもこのパフォーマンスを発揮し、勝利することができるでしょうか。

 

GroupB

アッパーファイナルではSCRAZが危なげなく父ノ背中に勝利。

本日の試合では、特にOnly1の活躍が目立ちました。2マップ通してFBは6回とやや少なめではありますが、合計39キルの大活躍。

2マップ目のスプリットでは序盤に8本の大量リードを奪うも、後半父背が怒涛の追い上げをみせ、2本差まで詰められますが、SZなんとか粘って13-10で勝利となりました。

父背は敗北してしまったものの、スプリットではSZ相手に食らいつくことができていました。明日もこの調子を維持し戦っていけるかが重要かと思います。明日父背はCitrus e-sportsと対戦し、GFを目指します。

 

GroupC

こちらのアッパーファイナルではIGZvsCGZが行われ各マップ接戦を繰り広げるものの、CGZが2-0で勝利となりました。

1マップ目のアセントではOTまでもつれ込みますが、最後はCGZが粘り勝ち。2マップ目ではIGZが10-6とリードを奪いましたが、そこからCGZが7連取しCGZが勝利となりました。この試合では両チームのセンチネルが大活躍していたのが印象的です。

allow、Brofeld両名ともにマルチキルを多数獲得しラウンド取得に貢献しています。またCGZのHYUNMINもデュエリストを使用し2試合平均のACS290とチームをキャリーしています。これでCGZはGFにコマを進めることになります。IGZはロウワーの中でも抜けて強いのでGFまで上がってくると思いますが、再び対戦した時どちらが勝利するのか、非常に楽しみです。

明日IGZは、NTPOJAと対戦しGFを目指します。

 

GroupD

アッパーファイナルではRCvsFAVの現在国内TOP4に入るであろう2チームがぶつかりました。

FAVとしては一敗してGFにTenTenが間に合ってほしいという気持ちもありつつ、負けたくもない。RCとしてもGFにあがってくるであろうFAVがTenTenというエースを引き連れてきて欲しくないが、負けたくもない。という両者とも複雑な心境での対戦だったかと思います。結果としてはRCが2-1で勝利となりました。この試合の特徴的なマップとしてはアセントが挙げられるでしょうか。RCはアセントでセージ、フェイド、ジェット、KAY/O、オーメンと、ソーヴァ、キルジョイ抜きの、昨年のJDTがsplit2の初期に用いていたものと同じ構成をとっています。(注1)muto、Akameが元JDTということもあり、この構成が案に上がったのかもしれません。この構成でRCはFAVを圧倒し、13-4でマップ取得です。続くスプリットではキルジョイをピックしたPhantomが24/11とチームを引っ張り勝利に導きます。しかしその後のヘイヴンではFAV側は練度不足が響いたのか13-6でRCが勝利となりました。FAVはロウワーに回り、ASVと対戦します。

 

GroupE

アッパーファイナルではBBとVLが対戦し、2-0でVLの勝利となりました。ブリーズ、ヘイヴンともに接戦となりましたが、ブリーズではzepherのチェンバー、ヘイヴンではBlackWiz、Bangnanの大活躍で勝利を掴みました。BB側はSIDが抑えられてしまった印象です。ロウワー側では、以前少し触れたVITEが怒涛の追い上げを見せ、ロウワーファイナルへコマを進めました。対DopeNess Esports、ヘイヴンにてVITEはフェニックス、フェイド、オーメン、キルジョイ、チェンバーと、Valorant Champions 2022での、OPTCが使用していた構成となっています。最近ではフェイドの使用が減少気味ですが、スカイのナーフにより日の目を浴びることはあるのでしょうか。ロウワーファイナルにてBBとVITEが対戦し、GFを目指します。

 

GroupF

アッパーファイナルではSGとDELTAが対戦し、SGが大差をつけて勝利しました。特に1マップ目のサンセットでは、各選手が12キル以上を獲得し、13-2で勝利と完成度の違いを見せつけました。続くヘイヴンもGwangboongがACS321と大活躍。

ロウワーでは注目されていたαDが大差をつけロウワーファイナルに進出、アッパー側では敗北してしまったDELTAとリベンジマッチに挑みます。αDは多くのマップでゲッコーを使用し、他のチームとは一味違う構成に挑戦しています。この再戦にあたってミスを修正しきることができるかがポイントとなりそうです。

 

GroupG

アッパーファイナルではこのOQで最も注目度の高いRISvsMRGの対戦となりました。1マップ目ロータスではMRGが大量リードを奪い10-2で折り返し、そのリードを保ったまま13-6でMRGの勝利。続くバインドではRIDが折り返し時点で7-5と若干のリードを奪い、その後もRIDは防衛側でラウンドを取得していき13-8でRIDの勝利。3マップ目ではMRGの苦手とするスプリット。前半でRIDが9-3と大量リードを奪い、そのままの勢いでラウンドを取得し、13-5でRIDが勝利しました。RIDが勝利したマップではAace、Caedyeの活躍が目立っています。特に3マップ目では、両者ともACS350オーバーと大活躍。

ロウワーではHITが勝ち進み、ロウワーファイナルでは再びHITvsMRGが行われます。HIT、MRG共に、どれだけミスを修正できるかが勝敗の分かれ目になりそうです。

 

GroupH

アッパーファイナルではNOEZとNTHが対戦し、スプリットでは13-9、アセントでは13-10と接戦でしたがNTHが勝利となりました。両マップ、前半はNOEZがリードを奪うものの、後半で一気に巻き返される展開が続き敗北と、NOEZにとっては辛い負け方をしているように感じます。ロウワーファイナルではメンタルを立て直し、勝ち切ることができるでしょうか。

ロウワーではRIGが勝ち進み、NOEZとRIGが再戦となります。RIGは、バインドでC9がオフシーズン大会で用いたヨルレイズの2デュエリスト構成を採用するなど、特徴的な構成も見どころです。ただ、結成したばかりのSETOUCHI SPARKSにマップを取られるなど、少々不安要素が残ります。アッパー側では敗北したNOEZに対し勝利することができるのか、楽しみです。

 

 

はい、ということで今回も観戦記書いてみました。OQは特になんですが、メタから外れた構成も多くてデータを見ているだけでも楽しいですね。メインステージは2月3日から、VCTキックオフも2月17日付近から開催と、ついにシーズン始まってくるなあ~と期待感が高まります。

 

では今回はこんなところで。

 

(注1)参考リンク CREST GAMING Zst vs. Jadeite | Challengers League Japan: Split 2 | Regular Season | Valorant match | VLR.gg