こんにちは

 

昨日朦朧としながら書いたブログの続きを書いていきたいと思います。

 

GroupE

 

このグループの注目チームはBLUE BEES.ESP、そしてVARRELでしょう。

まずBBについて触れていきたいと思います。

ランクマッチの猛者として知られ、チームではデュエリストを担当するSIDは、DAY1のDopeNess Esports戦では、ロータスでレイズ、ヘイヴンではジェットを使用し圧巻のパフォーマンスでチームをキャリーしています。面白いデータとして、2マップ目のヘイヴンでは、DNE側が多くのファーストブラッドを獲得しているにも関わらず結果としてはBBが勝利しています。(DNE側12に対しBB側は8)ここからも、BBの人数不利を覆す立ち回りや、撃ち合いの強さといったところが垣間見えます。

 

VARRELはzepherを残し、大きくロースターを変更。NTH時代にはMasters CopenhagenにてXIAに勝利を収めたBlackWiz、xnfriのデュオと、FAVからL0B、G8SからBangnanが加入しました。RedbullHomeGroud日本予選ではxnfriの代わりに現在MRGに所属するReitaがスタンドインとして参加していましたが、LSZ(現HITのコアメンバー3名が所属)に惜敗と、苦しい立ち上がりとなりました。昨年のシーズンはロールの兼ね合いも災いしてか、うまく結果を残せていなかった印象のあるチームですが、今年のシーズンはロール周りがかなりすっきりとしているように感じます。メインスモークにBlackWiz、フラッシュ系イニシエーターにxnfri、ソーヴァやセージといった近年フィジカルが求められるロールにL0B、メインデュエリストにBangnan、センチネルにパワーのあるzepherとかなりまとまっているのではないのでしょうか。構成によってはzepher、Bangnanの2デュエリストもいけそうです。

DAY1の試合内容も、Xenesis e-sports相手に、ロータスで13-3、ブリーズで13-2と圧倒。ロータスではメタから少し外れたソーヴァスカイの2イニシエーター構成を用いていることも特徴です。スタッツの面で見ると、両マップでソーヴァを使用するL0Bの圧倒的なデス数の少なさが挙げられます。VLの他の選手が12~18デスしている中、堅実な立ち回りで2マップ通して9デスに抑えるというラウンドキーパーとしての役割をしっかりと果たしています。チームとして勝利しているので他選手がダメという意図は全くないのですが、チームとしても最後にL0B選手が残っているのは心強いでしょう。

 

アッパーファイナルでは、世界経験もある選手を擁するVL相手にBBが挑む構図になると見ていますが、どのような結果になるのか非常に楽しみです。

 

この2チーム以外にもVITEは、昨年のVCJ Advance stageにも登場したYuuMac、Rem(当時はSYSに所属)に加え、FAVユースからNoa、Nester時代にはGON、Meiy、makiba、thiefyとともに活躍を見せたhatty、LSZの面々とFCSで活躍したmarucoの5名で構成されていて、このOQでも勝ち星をあげられるか注目していましたが、Xenesis e-sportsに0-2で敗北となってしまいました。ロウワーからの勝ち上がりに期待したいところです。

 

GroupF

 

このグループはSengoku Gamingが最有力候補におく方も多いのではないでしょうか。

昨年のsplit2から続投の、misaya、gatorada、NOBITAに加えKRからGwangboong、Jinboongコンビで今年度を戦っていくことになります。オフシーズン中の試合で何度か配信台にも登場していますが、FLやFAV、RCに敗北しています。対戦時は結成間もないことに加え、KR選手2名ということもあり、コミュニケージョンの面で課題があったのかもしれません。前回の配信台から約3か月経過し、どこまで仕上げてきたのか非常に楽しみです。

このチームの注目選手として、NOBITA選手を挙げたいと思います。ロールとしてはEG時代のc0m選手(現在c0mはLEV所属)のような、ソーヴァ、ヴァイパーをメインにしていくのかと思います。(現時点では試合数が少ないのでなんともいえませんが、、)NOBITA選手はオーディンなども頻繁に使用しており、またその腕前も一級品です。アセントの試合などではソーヴァで暴れ回っていました。他にもKR選手の撃ち合いの強さ、スモークを巧みに使い駆け引きをするgatorada、スパイクを設置するmisayaにも要注目です。

冗談です。

misaya選手はサポートエージェントをメインで使用することが多いので、キルも伸びづらい傾向にありますが、ランクではかなりリーダーボードでも上位に食い込むなど確かなフィジカルの強さを持っています。配信台でもぜひこのフィジカルを見せてほしいです。

 

アッパーファイナルではDELTA esportsがSGと対戦します。

DELTA esportsにはVCJ初出場の選手もいる中、Nester、αDと対戦し、いずれも2-0で快勝と順調に勝ち進んでいます。

特にブリーズではラウンド差を大きくつけて勝利するなど自信のあるマップを持っているようですので、BANPICKがうまくいけばSG相手にも勝機を見いだせるかもしれません。

 

GroupG

 

おそらく、このOQで最も気になるマッチアップが起こりそうなグループはここでしょう。

それと同時にOQ配信してくれ~!となった人も多いのではないでしょうか。

注目チームはRIDDLE、HIT GAIMING CLAN、Murash Gamingの3チームを挙げたいと思います。

 

RIDには旧ZETA AcademyのCaedye、yatsuka、Aaceに加え、DFMからseoldam、スタンドインでSG BチームからBNNが加入しました。Maufin選手は競技シーン初参戦のチームながら、長く活動を共にし、将来が有望視されている若手3名に加え、競技経験豊富なseoldamと、素晴らしい人材が集まったチームになっています。

初戦はWe have problemと対戦し、13-2、13-2と圧倒的な勝利を収めています。かつては最強ジェットプレイヤーとして名を馳せたseoldamが在籍する中、Aaceがデュエリストを担当し、いずれのマップもACS330オーバーと素晴らしいパフォーマンスを見せつけています。Caedye、yatsukaはセンチネル、ヴァイパーを担当していますが、おそらくどのエージェントでも高いレベルでこなすことができるでしょう。IGLはseoldamが担当していると本人が公言しています。seoldamはKR選手ながら日本語が堪能なのでコミュニケーションの面も問題ないでしょう。BNNも直前でのスタンドインながらコントローラーで堅実なアシストで活躍しています。

 

HITは旧LSZのコアロースターとYAYAを獲得しました。

LSZのコアメンバーは昨年、FCSに所属しAdvance Stageで活躍を見せました。

ポイントとなるのはやはりZan選手のパフォーマンスだと思います。MRG戦ではFDが2マップ通して12と、完璧に対策され苦しい展開となりました。構成もメタから外れたものも多く、対策されやすかったのもあるかもしれません。

しかし、他のロウワーのチームと比べ長く活動を共にしていることもあって、ロウワーの中では頭一つ抜けていると思います。

再び勝ち上がり、MRGにリベンジを果たせるでしょうか。

 

MRGはKOKE、Jokoririがメインロースターから外れ、新たにReita、Absolが加入しました。

メインIGLをReitaが担当することでチームに安定感が生まれ、素晴らしいフィジカルを持つTonbo、millionがより少ないストレスでプレイできていると思います。Bijuはコントローラーを使用しながらキルをもぎ取り、Absolも先陣を切って先輩たちを引っ張っています。試合内容としては1回戦は3マップ目までもつれこんだものの、2回戦は2-0で勝利と、順調なスタートを切れています。この勢いのままRIDと戦い勝利を収めることができるでしょうか。

 

このグループの、若手vsベテランの構図は個人的にはかなり燃えます(笑)。

このアッパーファイナルではRIDvsMRGとなるわけですが、配信があったら一番人が集まりそうですね。

 

GroupH

 

このグループも大概ヤバいですが、注目チームはRIGNITE、NOEZ FOXX、NORTHEPTIONでしょう。

 

RIGは今まであまり活躍がなかった選手が多いですが、KR選手のDHがもっぱらヤバいとの噂です。

実際、NOEZとの試合では0-2で敗北してしまったものの、RIGで唯一レーティングが1を割っていない選手です。

スタッツはただの数字でしかないのも理解していますが、チームを引っ張っていることは確かです。

 

NOEZはFisker、marin、barce、TENSAIと大ベテランが勢揃いのチームとなっています。スタンドインの予定だったkaiy選手が欠場となり、コーチのSylFyが急遽選手として参加しています。試合自体は、さすがベテランというべきでしょうか、1回戦は2-0で快勝。2回戦ではRIGと対戦しましたが、危なげなく2-0で勝利しています。経験豊富で、世界経験もある選手も在籍するこのチームですが、はたしてOQを突破できるのでしょうか。

 

NTHは昨年のロースターを放出し再編成し、VLからPepper、IGZからthiefy、FGからYoWamu、KR選手としてAscensionにも出場したDKからEsperanza、韓国チームのGSからWolverineが加入。注目選手はPepperを挙げたいと思います。

かつてはジェット使いとして日本リージョンで暴れていましたがNTHではコントローラーを担当するようです。

経験豊富な選手ですから、問題なくロールスワップは行えると思います。個人の考えではありますが、元デュエリストのセンチネルやコントローラーが大好きなので、どのような活躍をしてくれるのかといった期待も込めての注目選手です。

余談ですが、NTHはロータスにて昨今珍しいノーデュエリスト構成で試合に臨んでいます。昨年FLも使用していた構成に、アレンジを加えた形となっています。このノーデュエリスト構成でうまく勝ち切れていることからもコミュニケーションを円滑に行い、丁寧なエリアコントロールを実行できているのかな、と勝手ながら妄想しています。

 

またさらに余談として元IGZのTaeM1n選手がSETOUCHI SPARKSに所属し、サイファー、KAYOなどを使用しています。

ジェットプレイヤーとしての印象が強いですが、このチームではフレックスのような立ち位置になるのでしょうか。

 

このグループの現在の力関係を鑑みるに、NTH、NOEZあたりがGFにコマを進めると予想していますが、RIG DHの大キャリーでロウアーからあがってくるやもしれません。最後まで読めないグループになりそうです。

 

さて、ここまでだらだらと書いてきましたが、こう振り返るとOQの時点でかなり楽しみな大会になっています。

今までは、グループに強いチームが1つあって、そこが抜けてくる。といった印象でしたが、今回はそういったグループが少ない感じがします。ちょうどここ書いてる時が18時ぐらいで、このまま次の記事も書きつつ試合を追いたいと思います。

 

ではまた。