こんにちは

OLIVEです

突然ですが、今回は再びカシオペア紀行に乗ってきたのでその時のことを書きます



一応、ちょっと前に書いたカシオペア紀行のカププラ記事が伏線ってことで(笑)
4度目のカシオペア乗車です



今回のカシオペア紀行は青森行き

前回よりも長く乗車することができます

そして今回はタイトルにある通り、私にとって特別な乗車となりました





カシオペア紀行としても2度目の乗車なので、前置きもそこそこにして早速書いていきます


それまでの寝台客車のイメージを覆すステンレス車体が本当に綺麗ですね



先程の連結面の写真を見ていただければ分かると思いますがE26系は12号車と1号車で顔が違い、実はこちらの顔をちゃんと写真で撮るのは初めてだったりします(笑)

トレインマークもJR世代の車両らしさのあるLEDです


1、2号車の個室はカシオペアでは一番グレードの高いカシオペアスイート

客用扉横のA寝台表記もカシオペアの5本線が入った特別仕様となっています



乗り込んだら通路を一番奥まで進み、突き当たりの扉の前まで来ました

突き当たりの部屋…つまりそれは編成最後部の客室、カシオペアスイート展望室タイプです





ついに今回、カシオペアの展望スイートに乗車することが叶いました







4度目にして初乗車です



ようやく乗れました





とにかく一番印象に残ったのはその広さ





メゾネットタイプのカシオペアスイートも2階と1階があるので広さとしては結構あるのですが、リビングスペースとベッドスペースが同じ高さにあるこの造りは今までに経験したことのない広さでした



ホテルの1室を丸ごと列車に載せたような空間はまさに「走るホテル」といった印象です



そして展望スイートならではの最後部にある大型の曲面ガラスからの景色は本当に圧巻の一言でした





これに関してはもう少し後で書きます


カシオペアスイートの乗客へのミニバーセットのウェルカムドリンクも変わらずありました

今までのワインで一番美味しかったかもしれません(笑)
客室の細部です


部屋への出入口は、引き戸ではなく開き戸タイプとなっています




クローゼットは山側に2人分配置されています


非常扉も独占できます(笑)
※反対側の非常扉は通路に付いています。

ベッドサイドのコントロールパネルも充実しています


ベッドの上には小さなランプがあり、明るさも丁度良かったです

ちなみに夜は少しだけ寝ました(笑)
ずっと景色を見ていたい気持ちもありましたが、寝台特急なのでやはり寝ることも1つの楽しみ方なので

スイートのベッドの寝心地はやはり素晴らしかったです





寝付きの悪い私ですがすぐ寝ることができ、目覚めも最高でした

朝日も美しかったです

さて、客室の紹介に戻ります


出入り口横の折戸を開けると…

そしていよいよ展望スペースとなっているリビング






展望スイートといえばこのソファですね





展望ガラスに向いているので無理のない姿勢でくつろぎながら後面展望が楽しめるようになっています



座り心地も最高で、当然ですが座った高さで展望ガラスが見えるよう計算されているので座りながら展望を楽しめました



他の客室にあるテーブルも2つ備わっています


もちろんテーブルは折りたたむこともできます


リビングのライトもコントロールパネルで調節することができます


また、昔はTVモニターが付いていたのですが今は撤去されて充電用コンセントに変わっています

他の部屋ではTVモニターが無いのは少し寂しかったですが、展望スイートだと眺望がより良くなったので嬉しい変更かもしれません


ちなみに展望スペース中央の大きなテーブルには、推進運転の際に使用するブレーキや警笛等の設備が入っているのですが…

その上にはこのようなマットが敷いてあり違和感の無いようになっています

マットにはCASSIOPEIAのロゴマークが入ってますね

そして展望スイートからの景色がこちらです






とても綺麗な写真が撮れました





線路が視界の中央にあるという感覚、運転台を挟まない直接視界へと入ってくる眺望、個室というくつろげる空間、座りながら違和感なく楽しめる展望、これらを兼ね備えた唯一無二の空間でした





また、大型の曲面ガラスとなっているので後方だけでなく横の景色も座りながらにして楽しめるのはとても素晴らしかったです





視界に横の車窓も入ってくるのは開放感にも繋がっていると感じました



そんなに多くは乗っていませんが、今まで乗った展望席の中でもやはり格別です





窓ガラスも綺麗になっていて、本当に素敵な時間を過ごさせていただきました



夕方になると3号車のダイニングカーでフランス料理のディナーが始まります




食堂車での食事は豪華寝台特急での楽しいイベントの1つですね


メニューにもカシオペアの5本線が入っています



ちなみにダイニングカーは乗った際にはいつも利用していましたがその時はパブタイムや朝食だったので、ディナーは初めてです


カシオペアの5本線を表現した料理もありました



美味しいディナーの後は、12号車の売店に行ってきました


前回は営業していなかったので、久々の利用ですね

列車内の売店に立ち寄る瞬間は、列車旅の楽しい時間です

そしてここまで来たらラウンジカーにも少し寄ります



美しい銀塗装を少しだけ満喫して自室に戻ります





1号車のスロネフE26-1です


スロネフに乗るのは初めてですね

E26系は1編成しかない車両ですが、製造元は4箇所に分かれています

1号車は富士重工業製ですね


前回、今回と楽しいカシオペアの旅に彩りを与えてもらい、本当に良かったです





EF81は大好きな機関車ですが、寝台特急の牽引機としてのEF81は最高にカッコいいことを改めて実感しました



また81号機を始めとしたEF81とE26系のカシオペアとの出会いを楽しみにして、今回の乗車記を締めくくりたいと思います






やはりEF81 81号機とE26系は最高ですね





ではまた





OLIVE