こんにちは
OLIVEです
今回はタイトルの通り、このBトレについて書きます
EF81 81号機+E26系のカシオペア紀行のBトレです
牽引機のEF81 81号機については以前記事として書いたので、今回は客車のE26系をメインに書いていこうと思います
※写真がかなり多めです。
E26系のBトレは2012年に発売されました
構成はAセットとBセットに分かれ、Aセットには1〜5号車、Bセットには8〜12号車の5両ずつが入っています
6、7号車は8、10、11号車と外観上はほぼ同じなため、Aセットを1セット、Bセットを2セット買うことで12両のフル編成にすることができます
また牽引機としてEF510が1両ずつついてきますが、私個人の好みの問題でEF510はカシオペアの牽引機としてしっくりこないので作ってません。
初回限定版にはこのようにEF81がついてきます
Aセットはカシオペア色、Bセットは北斗星色ですが、Bセットの北斗星色は前面の各部手すりに銀塗装がされているため、81号機の星釜時代の再現となっています
しかし側面の区名札受けが塗装されていないなど実車と異なる点もあります
特定の号機しか再現できないので複数買うBセットよりは1つしか買わないAセットにつけてくれた方が親切でしたね
そのままでは2つあっても意味のないモデルとなってしまいますが、私はある工夫をして有効活用しています
その件に関してはまた後日書きます(笑)
EF81の北斗星色は過去に雑誌の付録で一度登場していますが、この時はプロトタイプは自由に選べたので今回のとは別物となっていますね
2012年発売のこのセットですが、私は買ったままずっと放置していました(笑)
理由はその頃、私の関心が寝台特急から離れていたということなのですが、一応買っておいたのは大正解でしたね
今回カシオペア紀行に乗車したことで、ついに作ることができたので良かったです
各客車の客室側の写真です
オール2階建て車両なだけあって、E26系の客車は全て記号がス以上となっています
これが12両なのでかなりの重さですね
車番はカシオペアスイートの客室がある1、2号車や客室のない3、12号車はE26、カシオペアツインの客室がある4〜11号車がE27となっています
では、実車の情報と交えて紹介していきます
1号車のスロネフE26-1です
上野/函館方の先頭車両ですね
展望室タイプを含むカシオペアスイートが4部屋と車掌室(行き先表示器下の窓)が備わっています
CASSIOPEIAのロゴマークが綺麗に再現されていますね
2号車のスロネE26-1です
メゾネットタイプのカシオペアスイート3部屋と平屋版カシオペアスイートといった感じのカシオペアデラックスが1部屋備わっています
メゾネットタイプのカシオペアスイートは2階がリビング、1階が寝室となっていて室内に階段も備え付けられているため、かなり広いスペースの部屋となっています
1、2号車は4〜11号車とデッキの位置が逆なので客用扉の位置も逆になっています
3号車のマシE26-1です
食堂車ですね
編成内では唯一のマです
車両の青森/札幌寄りの2階が食堂スペース、上野/函館寄りのスペースが厨房となっています
ちなみに他の豪華寝台特急の食堂車のような愛称はなく、ダイニングカーと呼ばれています
4号車のスロネE27-101です
ここからはカシオペアツインの客車です
そして似たような外観が続きます(笑)
カシオペアツインは窓1つにつき1部屋です
主に2階の部屋、1階の部屋、車端部の平屋の部屋の3パターンがあります
Bトレでは左右の車端室と、2階の部屋と1階の部屋が1部屋ずつ再現されてますね
1、2号車は2階と1階の窓が各3つずつあるのに対し、4〜11号車は2階と1階の窓は各4つずつありますが、Bトレはショーティーなのでどちらも1つずつとなっています
外観上多少違和感もありますが、うまくショーティー化するにはこうするしかなかったでしょうし、これは仕方ありませんね…
ちなみに4号車の上野/函館寄りの平屋室はカシオペアコンパートと呼ばれる車いす対応のカシオペアツインとなっています
そのため、4号車の客用扉だけ他の車両より幅が広くなっていますが、もちろん、Bトレでもちゃんと再現されてます
また4号車にも車掌室がありますね
5号車のスロネE27-402です
基本的に4号車と作りは同じですが、5号車上野/函館寄りには食堂車の準備室があります
また、5、9号車の青森/札幌寄りの一番端にはミニロビーがありますが、Bトレでもその窓はちゃんと再現されています
6号車のスロネE27-302です
基本的に4、5号車と作りは同じですが、6〜11号車上野/函館寄りの平屋室は補助ベット付きのカシオペアツインとなっています
この部屋は追加料金を払って補助ベットを使用することで3人利用することができます
一方、青森/札幌寄りの平屋室は通常の車端室タイプのカシオペアツインとなっており、補助ベットはありませんが、他の部屋より広めのスペースを有する部屋となっています
また、6、10号車は共用シャワールームがついており、カシオペアツインの乗客はシャワーカードを購入することでこれを利用することができました
※現在はできない場合があります。
7号車のスロネE27-202です
6号車と一緒ですね(笑)
カシオペアの全客室にはそれぞれトイレがついていますが、2、7、11号車には共用トイレも備わっています
8号車のスロネE27-1です
編成中最も多いスロネE27の0番代ですね
0番代が8号車というのも面白い編成の組み方ですね
9号車のスロネE27-401です
5号車と同様に青森/札幌寄りの一番端にミニロビーがあります
10号車のスロネE27-301です
Bトレでは6、7、8、10、11号車は流用ですが実車もほぼ同じなので問題ありません
11号車のスロネE27-201です
まあ他と一緒ですね(笑)
12号車のカハフE26-1です
青森/札幌寄りの先頭車両、ラウンジカーです
12号車は客室等の設備に電気を供給する電源車両ですが、機器類を積んだ余りのスペースをラウンジとして活用しています
青森/札幌寄りの2階部分がラウンジです
前面部には大型の曲面ガラスが使われており、下り列車の青森〜函館間、上り列車の上野〜青森間、函館〜札幌間では後面展望を楽しむことができます
それ以外の区間では機関車が連結されているので展望というわけにはいきませんが、機関車を至近距離で見ることができる特等席となります
現在のカシオペア紀行の運用では下り列車としての運用がメインなので、全区間機関車が連結されていることが多いですね
ラウンジカーはカシオペアの乗客なら誰でも利用できるので人気の車両です
電源車なので重量はカとなり、カシオペアの編成内で最も重い車両ということになります
こちらもCASSIOPEIAのロゴマークがあります
E26系では唯一、側面のデザインが両方ともほぼ同じ車両です
通路側の写真です
通路側は大体どの車両も同じ外観なので一部だけ紹介します
通路側は平屋構造なので窓も平屋の高さにあります
4〜11号車の通路側はこんな感じです
4号車のみこれに加えて青森/札幌寄りの端に車掌室の窓があります
スイートのある1、2号車はデッキの位置が逆なので通路側も青森/札幌寄りにあります
通路側はほぼ平屋構造ですが、唯一通路側も2階建て構造なのが、3号車のダイニングカーです
ダイニングカーの場合、通路は1階の高さにあり、2階は通路側も食堂スペースとなっているためです
100系の食堂車に似た構造ですね
この構造のおかげで食堂車を挟んで反対側の車両に移動する際も、従来の寝台特急の食堂車とは異なり、食堂スペースを横切らずに進むことが可能となりました
続いて前面です
1号車側の前面
E26系というとこちらのイメージが強めな印象でしょうか
上部にヘッド/テールライトがあり、下部にトレインマークがあります
トレインマークはLED方式です
こちらは12号車側の前面
1号車とは顔が異なります
曲面ガラスのデザインとトレインマークの位置が違いますね
また、前面部は材質が異なるので色の違いがあり、それもBトレでは再現されています
このE26系のBトレですが、型も新規で作られており、作り分けもちゃんとされている他、5本の帯やCASSIOPEIAのロゴマークも綺麗に再現されています
全体的にかなり出来はいいと言っていいでしょう
しかし、問題点も多少あります
E26系のBトレでは客用扉横の表記等や車番をシールで再現するのですが…
説明書には1、12号車の貼付け位置しか説明されていない上に位置が間違っています
そして下の2枚の写真を見ていただければわかるかと思いますが…
こちらは客室側で…
こちらは通路側です
扉横の表記類は線対称の関係にあります
つまり、客室側は左からA寝台表記、禁煙表記の順、通路側は左から禁煙表記、A寝台表記の順になるわけですが、シールには前者しか収録されていません
なので通路側は切り継ぎをする必要が
他のシール類が少なめなのが救いでしょうか…
車いす対応の4号車はこのように表記も多めです
ちなみに付属のシールには禁煙表記がある車両とない車両がありますが、当時のカシオペアは喫煙車と禁煙車があったのでこれで合っています
2020年4月にカシオペアは全車禁煙となったので、現在のカシオペアを再現する場合は禁煙マークを喫煙車だった車両に足す必要があり、私もそうしました
牽引機のEF81 81号機との連結部分です
EF81 81もE26系も先頭部の連結器は自動連結器タイプのダミーカプラーを使用しています
いい感じの連結間隔になったような気がします
ラウンジカーの妻板側から中を覗くと…
まさに本物と同じ機関車の見え方が楽しめました
最高ですね
やっぱり客車は機関車に牽かせてこそですね
そして編成全体の写真です
やっぱりカシオペアの牽引機はEF81がふさわしいです
こんな感じです
機関車、客車ともかなり出来がいいので完成度の高い再現ができます
今回のカシオペア紀行の編成をBトレで再現できてよかったです
ではまた
OLIVE