こんにちは
OLIVEです
さて、このシリーズもPART4です
前回は側面、妻板のガラスを接着したところまででしたね
今回はまず、正面ガラスに色差しをします
こんな感じです
欲張って周りも黒で色差しした結果、ちょっと怪しい出来になりましたが、このままいきます(笑)
そしてここでもひと工夫いれます
つけると、こんな感じ
いいアクセントになったと思います
これで正面ガラスは出来上がり
正面ガラスを車体に取り付けます
まあまあいい感じだと思います
さて、次はいよいよNゲージとして走らせるために動力や台車などの下回りの加工をしていきます
PART1に書いた通り、本来このキットはTOMIXのベルニナ動力を使用して動力化します
そのために、窓が実車より1つ多いタイプモデルとなっているのです
しかしベルニナ動力は古い製品のため、なかなか簡単に入手できるものではありません
現在はTOMIXが多彩な鉄コレ用の動力を発売しているので、これを使えないかと考えました
ベルニナ動力とはその名の通り、箱根登山鉄道のベルニナ号に使われています
そしてそのベルニナ号は14m級の車両です
ということは、このキットの車両も14m級なのではないかと思い長さを測ると約9cm
150倍すると13.5m
ならばこれが使えるかもということで、これを使ってみることにしました
TOMIXの鉄コレ用動力14m級C、TM-22です
試しにはめてみると、車幅が動力の方が小さいですが、長さの方は大体いい感じでした
PART1では使わないと言っていましたが、T車を作る都合上、床下と床下機器を使うことにしました
江ノ電1000形シリーズの台車はTS819とTS820を使っていますが、これらは製品としては売っていないのでこれを代わりにします
色々調べた結果ちょっと似てる気がしたので(笑)
ただこのまま使うと床下の色が黒色と灰色で混在してしまうので下回りの部品をGMカラー9号で塗装します
これで全部ではありませんが、塗装できない動力周り以外は全部塗装しました
そして両先頭部にTNカプラーを取り付けます
先頭がアーノルドカプラーなのはマズイですし、付属のダミーカプラーは自動連結器
これだとかなり昔の1000形シリーズになってしまいます…
なのでTNカプラーをつけることにしました
TNカプラーにした理由はもう1つあるのですが、それは後ほど書きます
付けるのは大変でここには書ききれないくらいの様々な工程がありましたが、色々削ってなんとか両先頭部をTN化することができました
これでリアルになりました
R280の曲線で試運転もしましたが、異常なし
下回りはこれでなんとかなりそうです
いよいよ最後の工程、パンタグラフ設置です
使うパンタグラフはこちらです
そして、車体を下回りに取り付けて…
ついに完成です
やっと完成しました
久々のキット、しかも3作目にして高難易度のものに挑戦したわけですが、自分では満足のいくものとなりました
このブログではパート4つに分けて製作過程を書いてきましたが、実際の製作は約2ヶ月にも及ぶものになりました
まあ、ダラダラとやっていたのが主な原因ですが(笑)
ただ、自分の満足する形で完成できたのは本当に良かったです
さて、早速線路にセットします
動力車の1251号車側から1枚
では、走らせてみます
走行面も問題ありません
江ノ電らしい走りを見せてくれました
今回も走行動画を撮ってみました
相変わらずブレがありますが、ご容赦下さい。
自分で作り上げたキットが走る瞬間は最高ですね
これがキット製作で最高の瞬間でした
最後に1201Fをもう1枚
やっぱり1201Fはカッコいいですね
作ってよかったです
今回のキット製作、なんとか完成させることができましたが、課題がないわけではありません
例えば、下回りの台車が統一されていないことで動力車とT車の車高が異なっているという点などがあります
出来に関してもまだまだ課題があります
しかし、今回のキット製作は大変でしたが、とても楽しいものとなりました
説明書がなかったことから作り方から調べ、塗装や仕様は製品の本来の想定とは異なるものを作るため、自分なりに様々な工夫を凝らしました
そういった過程の一つ一つがこれまでのキット製作の中でも1番楽しめたと思います
まさに、「創る楽しみいっぱい」なキット製作でしたね
今回の製作記はこれで完結です
Nゲージの江ノ電1200形新塗装、自分の新しい愛車を作ることができてよかったです
ではまた
OLIVE