こんにちは





OLIVEです

さて、このシリーズもPART3です

前回は車体の大まかな塗装が終わったところまででしたね

今回はまず、車体の細かい塗装とタッチアップというものをやってみました

タッチアップとは塗装の塗りミス(はみ出し等)を筆塗りで修正することです

私の1201Fにも多少はみ出しや塗装漏れがあったのでスプレーを新聞紙に吹き付け、それを筆につけて塗ってみました

結果として気になっていたところもうまく修正できました

そして、細かい塗装としてライトの塗装を行いました

上の実車写真を見れば分かるかと思いますが、1201Fのライトは角型タイプでライトケース全体が銀色なのがポイントです

そしてヘッドライトは黄色

そこでライトケース全体を銀色に塗装した後、今回初の試みとしてヘッドライトをクリアーイエロー、テールライトをクリアーレッドに塗装してみました



その出来上がりがこちらです


一気に表情がつきましたね



大きなミスなく塗ることができました

この塗装のある無しでは大分印象も異なりますし、これは正解だったようです



銀色があることで角型ライトタイプというのもわかりやすくなりました



ちなみに向きを固定しないで使えるように両車ともヘッドライト、テールライト両方を塗装しました

そしてここで少し欲が出てしまいます…
ライトの銀色の塗装が終わったときに、ドアの沓摺り部分が銀色であることに気づいて、筆塗りをしてみることにしました

結果、雰囲気は良くなったものの、ズームでは見れないようになってしまいました
(笑)

パッと見た感じはこんな感じです

遠目だと悪くないのですが…

それに加えて、乗務員室の手すりのモールドがこの製品にはちゃんとあるのでそこも銀色に塗装しました
ここでひと工夫を入れました

実車では1001F、1002Fのみが短い2本なのですが、この製品では短い2本の方でモールドが再現されています

流石にモールドを追加する技術は私にはないので雰囲気だけでも1201Fに近づけるべく、前側の方はモールドを無視して銀色で長い1本を塗装しました

このような感じです

少し1201Fに近づけた気がします
(笑)

ちなみにライトの違いも上の実車の写真を見ていただければよくわかると思います

続いてステッカーの貼付けです

付属のステッカーはこんな感じ


1201Fまでは車番が銀色、1501Fと1502Fは車番に下地がついています

下地は旧塗装に合わせたものになっているので下地ありだとこれをそのまま使うことはできませんでしたが、1201Fは下地なしで現在も車番は銀色なのでこれがそのまま使えます



とりあえず車番を貼ります





遂に1201Fの車番が車体に付きました

ただここで1つミスに気づきます…
側面の車番がある位置が登場時と現在では変わっているのです

社名板の方はちゃんとモールドを削ったのですが…
こっちは削り忘れてしまいました

と言っても今更削るわけにもいかないので、幸いあまり目立たない状況であることからこのままいきます
(笑)

モールドのない乗務員扉後方に車番を貼り付けます

そしていよいよ社名板の取り付け

PART1でも書きましたが、1000形シリーズは社名板の位置が登場時とは違います

もともとのモールドを削って、乗務員室の後方に社名板シールを貼ります



このシールはBトレのシール

新社名板がシールとして形となっているのはBトレの物のみです

このBトレのシールなのですが、Bトレには使えないシールなんです

どういうことかというと…
設計上仕方のないことですが…
とはいえ、シールをつけてくれたおかげで活用することができました
(笑)

前置きが長くなりましたが、社名板シールと1251号車のみに車椅子マークのシールを貼りました


いい感じになりました



車椅子マークのシールは京急Bトレのものから使いました

ちょっと大きすぎたのですが…
ここで車椅子マークに関するちょっとしたお話をします
(笑)

上が1201F、下が1002Fなのですが、写真の左端、右端に写っている車椅子マークに注目してみてください

位置が違いますよね

1201Fは上方に位置しているのに対し、1002Fは下方に位置しています

最初に気づいた時は初期車と中期車の違いなのだと思っていました…
しかし、他の編成の車椅子マークの位置を調べてみると1101Fはもちろん、1201Fよりもあたら1501F、1502Fも1002Fと同じ、下方でした

トップナンバー、1001Fはと言うと…
車椅子マークなし
(笑)

なぜなんでしょうね…(笑)
それはともかく1000形シリーズで車椅子マークを付けている車両のうち、1201Fだけが他の車両と違う位置に車椅子マークを付けていることがわかりました

過去には唯一社名板が無いなどちょっとした異色感があった1201F、社名板の取り付けによって他の編成と同じ感じになったかと思いきや、こんな所に1201Fの「個性」が残っていました

という発見をキット製作を通してできました
(笑)


まあそんな1201Fの「個性」を再現するべく、車椅子マークはちゃんと上の方に貼りました

先程の写真を見ていただければ分かると思います

ここからはガラスの貼り付けです

今回のキットのガラスパーツはこちらです


正面ガラスはちゃんとパーツになってますが、側面、妻板のガラスはこの塩ビ板で再現します

これを窓の大きさに切って裏から接着剤で貼っていくのですが、これがまた大変

2両と短い編成だったのでなんとかできた感じですね

そして、更に手を加えます

こういう商品があることは前から知ってまして、一度使ってみたかったんです

1201Fに限らず、実際の鉄道車両は全てが透明なガラスではありません

例えばE233系の側面ガラスは緑がかっています

まあそれを再現しようということです

江ノ電1000形シリーズは戸袋窓のガラスが青みがかっています

そのため、このシールをその部分に貼って再現します



あとは正面ガラスやパンタグラフを取り付け、動力、台車をつけて完成なのですが、今回はこのあたりにしておきます

本当はPART3で完成する予定だったのですが(笑)
完成はPART4に持ち越しですね

今回は車体部分のディテールアップがメインでしたが、着実に完成には近づいたはずです

それに色々オリジナルの手を加える作業は面白かったですね



ではまた

OLIVE