華鬼 1・2巻の感想
ヨネさんの挿絵の小説。華鬼の2巻。
ようやく1・2巻とも読み終えました。
今回の表紙は、主人公2人より3翼が目立ってますね(笑)
以前の記事で
「楽しくて続きが気になったら困る」 と書いたけど、実際に楽しかったです。
内容は簡単に言うと。
鬼のトップの華鬼が、何故か人間の花嫁(神無)を憎んでいる。
神無は鬼に目を付けられたせいで、辛い16年間を歩んできます。
が、神無の守り手の3翼の3人と接するうちに、少しずつ明るさを取り戻し。
が、華鬼を憎む他の鬼や、神無の立場を妬む他の花嫁から辛い迫害に
遭い。。。
とまぁ。こんな感じです。
主人公2人(神無&華鬼)がぶっちぎりに暗いのですが、周りの人達(3翼)
が明るいおかげで、その辺は救われます。
1~2巻では、華鬼がすご~く神無を憎んでるトコロがクローズアップ。
けど、2巻の終盤から少し態度が変わってくるので、その辺が読んでて
ニヤニヤでした
挿絵は、ヨネさんなんで文句なしです!
内容も『人間と鬼の恋』という恋愛ファンタジーですが、ワタシはそういうのは
大好きなんで、とても良かったです。
主人公の神無も暗~い子ですが、意思はわりと持ってるし何より母性本能が
満載です。
母のお腹の中に母性本能を置き忘れてきたワタシは、彼女のような母性に
憧れます(爆)
神無の相手の華鬼は、鬼のトップらしく孤高のヒーローって感じ。
しかも、めっちゃ冷たくてサイアクな性格だけど、神無に出会うことで少しず
つ変わっていってる様が、とてもいいです。というかスキですワタシ
華鬼の抱えてる苦悩も、とても気になります(謎多き男です)
肝心の文章は『鬼』という事を説明しなきゃならないので、仕方ないかもだけ
ど、少しまわりくどい気もしたかな。。。?
同じような状況説明が長いというか。繰り返されるというか。
あと、登場人物が結構多いです。それも説明もなしにいきなり、ババーンと
人が現れたりするんで「あれれ??」ってトコロもありました。
脳みその容量の少ないワタシは、覚えるのが大変でしたよヽ(;´Д`)ノ
でも、気になるのはそれくらいで、あとは大丈夫でした。
というか、むしろ続きが気になって仕方ありませんっ!
1巻から2巻が出るまでには、1年弱かかってますが、今度はもう少し期間が
短くなると作者さんが仰ってたので、期待してます。
ちなみに、予定では全4巻で終わるそうです。
本家のネットの方を見ると、番外編なども読めるみたいですね。
ちなみに本編も読めます。本の小説の方は、ネット小説を新たに書き加えた
モノみたいです。
続きが気になるので本が出る前に、本家ネットの方を読んでしまうかもしれま
せん(苦笑)
また目が痛くなるけど。。。orz
もちろん、本も買いますけどねo(^▽^)o