10年前の初夏
2ヶ月半のオットの育休が終わった
その後3人で暮らす予定は目処が立っていなかった
出産前は、3人暮らしを試してみて、うまくいき次第、学校と子育ての生活をどのように実現するか、柔軟に考える余地があった。
同居を前提に、県外通学を奮闘してもよいと考えていた。現実には、とても大変なことになってしまうけども、選択肢としては用意していた。
しかし、蓋を明けてみれば、波乱に満ちた同居生活。
終わりを意識したから、なるべく平穏を取り戻そうと努力して保ったともいえる。
そうでなければ、終わりを作ろうと突っ走っていったかもしれない。
百日祝をめでたく祝い、息子が順調に育っていることが救いになる。
同居再開の目処は全くなかったけども、とりあえず、笑顔で育休の終わりを迎えた。
オットは、仕事に復帰すべく独り暮らしに、戻っていく。
家族と離れることは、想像以上に辛そうだけども、「だから写真はいらない」というコメントにはむしろ違和感を覚える。
どうしていくつもりなんだろうね。
そういう答えも全く示されないまま、見送ると、再びサポートにやってきた母との3世代暮らしの中、当面は期末試験対策に向かうことになる。
会社法や民事訴訟法。苦手な科目が基本部分の理解に不安がある。レポート等はまさに、最低レベルでやりこなしていたにすぎない。
一方で、ニコニコ表情豊かに、また、寝返りもできるようになって微笑ましく成長していく息子との時間が充実していく。
ママ友との夕方の公園散歩も日課になっていった。
概ね平穏であった。
つづく