今日は娘ちゃんの吹奏楽部のコンサート。
市内の中学校や、高校、市民楽団などが集まり演奏する。
駐車場がいっぱいになると聞いていたので早めに行く。会場に着くと、なんと義母とばったり。たくさんの人が来てたのに。
離れるのもどうかと思い、隣に並ぶ。
義母は当然のように隣に座る。
なんてこったい。
娘ちゃんの出番は真ん中くらい。
コンサート開始から、なぜか目がうるうるする。音楽を聴くなんて。どれくらいぶりだろう。こんな素敵な楽しい空間を与えてくれた娘ちゃんに感謝する。やっぱり娘ちゃんは天使だ。と思っていたら、隣で義母も泣いてる。毎日、つまらなくて、暗い部屋で1人ぼっちの生活を送っているから、娘ちゃんは幸せを運んでくれる存在らしい
義母も新しい生活に戸惑うことばかりのようだ。
演奏中、マナーモードにしてた携帯が鳴る
彼からだ。義母を行かせて、俺は遠くから見守ってる。って、言ってたのに。
演奏中だから、電話に出ないでいると、携帯にメッセージ送って。とメールがはいる。結局、外に出て、電話すると、彼が会場に着くのと同時になった。
ホールで話す。児童手当を持ってきてくれてた。義母と一緒に見てることを伝える。
娘ちゃんの初舞台。彼も見たいに決まってる。と思ってたけど、案の上。娘ちゃんの出番に合わせて来てる。
娘ちゃんも、お父さんから買って貰った靴を初めておろして、張り切ってた。
なんだかな。元家族揃うとは。
兎にも角にも、娘ちゃんは輝いていて、可愛いくて、涙が出た。
そして、そこは幸せ以外何ものでもない空間で、全てが浄化され、活力に満ちていた

帰り際、義母が娘ちゃんに、美味しいものでも買ってやって。とお金をくれる。
身体だけには気をつけて。と私を労ってもくれた。
娘ちゃんに、好物のサーモンとイクラ
桃を買って帰る。
娘ちゃんが帰ってくると、早速、義母から、賞賛の電話がきてた。

娘ちゃんはみんなに愛されてる。
そして、娘ちゃんは、みんなに幸せを運んでる。
元家族だけど、住む場所が違うだけで、
娘ちゃんにとっては、大事な家族なんだろうな。父親と義母。
間に入って、変な立場だけど、幸せならばそれでいい(^ ^)
みんなが笑顔ならば、それがいい。

娘ちゃんに大絶賛すると、甘えたようなはにかむような、素敵な笑顔が返ってきた。

どんどん、どんどん、あの辛い日々が過去になって行く。
私にとって、離婚は終わりではなく、
リスタートだ!