こんにちは。
 
 
美濃赤坂駅に戻った後はまた別の赤ホキ貨物を撮るために少し待ちました。
遠くから踏み切りの音が聞こえてくるといよいよ貨物列車の登場です。この日は原色の
EF64 1016号機の牽引でした。
 
一日に2回も同じ路線で原色を見れるなんて運良かったです
 
   5783レ EF64 1016
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   ゆっくりと64が構内に入ってきました。係員のいる辺りに停止して、ここからは
   西濃鉄道のDE10の出番です。
 
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   後ろを確認しつつ待避線へと入ります。この後は夜の貨物まで64はしばらく
   お休みです。バック走行でもヘッドライトが付いたままというのは実物ならではの
   光景ですね。
 
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    踏切から乙女坂方向を望みます。見たところ左右に住宅が迫っていて
    とても貨物線には見えませんね。下手な例えですが江ノ電を非電化に  
    してみた感じでしょうか。
 
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    側線に待機していたDE10 501号機がいよいよ登場してきました。狭い構内に
    原色が2機いるというのも良い光景ですね。これから貨物列車に連結します。
 
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   いったん踏み切りの手前まで引き上げてきました。こうして近くで見るとDE10も
   なかなか大きいですね。余談ながらこの車両は500番台のトップナンバーではなく、
   元はDE10 148号機です。多分日本で現役最後の0番台車両かもしれません。
 
 
さて連結が完了して出発時間まで数分あったのですが、時刻より早発でそそくさと出発して
しまいました。
 
この路線は赤ホキ貨物しか来ないので、出発の準備が終わったらさっさと出発してしまう
みたいです。一応ダイヤはあるんですけどね
 
   貨1023レ DE10 501
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   夕日を浴びて美濃赤坂を出発します。終点の乙女坂までもう一息です。
   これが2015年の光景なのが不思議なくらいです。国鉄時代にはこんな貨物列車が
   さまざまな地域で見ることができたんでしょうね~
 
 
この後は歩いて乙女坂駅を目指します。このあたりは中山道の赤坂宿があったそうで
古い街並みが今も残されている素敵な町でした。
 
そんな町の中を縫うようにして走る西濃鉄道も今度撮ってみたいものです。
走行しているうちに矢橋工業の大きな建物が見えてきました。
 
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   これが矢橋工業のセメント製造施設のようですね。周囲は大きなトラックが
   行きかっていて雰囲気は武州原谷も若干似ている気がします。
 
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   工場の中では貨物列車に石灰石を積み込んでいるようでした。積み込み線と機回し
   線のシンプルな構成です。この乙女坂から更に奥の猿岩までの線路があったのですが
   そちらは廃止されました。河合石灰工業や清水工業の専用線だったそうです。
 
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   最後に鉱山の写真を撮って乙女坂駅を後にしました。この後は養老鉄道をちょっと
   撮影してきましたが時間の関係上大した成果はありませんでした。
 
 
養老鉄道は元々近鉄の路線だったそうですが、経営分離されて今の会社になったそうです。
車両は近鉄のお古が全てですが新車は入らないんでしょうかね。
 
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   623Fは昔の近鉄車と同じ塗装でした。サボ受けには沿線の紹介のようなものが
   掲出されていますね。
 
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   604Fは昔のリバイバルカラー(センロク塗装と言うそうです)を身にまとって
   いました。なんでも改造前は1600系と呼ばれていて、その形式のデビュー当時の
   色だとか。
 
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   今度は東赤坂駅に戻ってさっきのセンロク塗装を撮ってみました。流し撮りは
   やっぱり難しいですが、近鉄で活躍していた頃のスピード感が出せたかな(?)って
   気がします。
 
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        今度は一日フリー切符でも買って乗りに来たいですね~。
        あのラビットカー塗装も撮ってみたいものです。
 
 
以上で長かった2015年1月遠征記も終わりです。この後は新幹線でさっさと帰りました。
時期がいつになるか分かりませんが、また関東での鉄道撮影を再開したいと思います。
 
ではさよなら~