細かいのは嫌い | 長井亮の世界人材流動化計画

細かいのは嫌い

私自身大雑把な人間なので、細かく細かく聞かれるのが苦手です。


それはすべてにいえている話ではなく、

その細かさが重要であるかどうかで気持ちが乗るか、乗らないかが変わります。


その昔転職の相談の会社にいて企業の採用担当を行っていたときのお話です。

各担当アドバイザーがいたのですが、

できないアドバイザーは、転職希望者の細かい質問をそのまま精査することなく

安請け合いをして確認しますといいます。

それを企業の採用担当である私にそのまま聞いてくるのです。

過去聞かれてびっくりしたのが

・会社の寮のシャワーは、水の出方を調節できるかどうか

・会社が入っている保険の健康組合の名前

・駐車場は●メートル×●メートルか?(車を持っていない人)

・会社の徒歩圏内にパン屋はあるか?(徒歩圏内がどれくらいの距離を指すのか分からない)

その方が転職をする際にとても大事な質問であれば、喜んで確認しますが

どう考えても興味や細やかな安心のための確認が多いのです。

すべて答えてあげられれば一番良いのですが、それをまとめて聞くのではなく

毎日ひとつずつ聞いてきて、しかも人事に聞いてほしいというのです。

上記のような質問をそのまま人事に投げたら、人事はどういう顔をするでしょうか?

寮のシャワーの水の出が悪かったら転職をしないのかと思ってしまいます。


少しでも気になれば、不安になって聞きたいのだと思いますが、

もし入社前の人事にそういうことを聞くと

「この人は入社してからも、一つ一つ細かく聞いてきそうだ。だったら

採用するのは見送ろう」

と思うと思います。


さて上記の方、実は採用が決まった段階での質問ではありません。

その会社を受けるかどうかを決めるときに、聞いてきたのです。

アドバイザーもなかなか仕事がうまくできない方だったので、そのまま注意することなく

私に聞いてきたのです。

その方のためになるのであれば、

・受験のために必要な情報
・興味の情報

を分ける必要があると注意することがその人のためだと思います。



後日談ですが、その質問の数々。

その本人が聞いてほしいといったものも合ったのですが、実はアドバイザーが

聞かれる可能性があるということで、本人が聞いているわけでもないのに

事前に聞いて安心したかったとのことでした。

実際、その転職希望者は聞いてこなかったそうです。


最初はその転職希望者が細かい人だと思って、少し要注意と思っていましたが

アドバイザーは転職希望者のせいにして、自分の安心感を得ていただけだったのです。

こういう無駄な情報(返って仕事をだめにしてしまう)を細かく聞いてこられるのは

意味がないと思ってしまいます。