<論文答案作成テクニック 2/2>
ステップ1:問題文を読む
①直接の問いの確認
・・・問題文が何を聞いているのか確認する。(例「甲は乙の特許権を侵害するか説明せよ」等の一文をチェックするイメージ)
②マーカーチェック
・・・問題文にマーカーでチェックする(蛍光ペンをうまく使って、メリハリをつける。問題文の読み間違いを防ぐ。配色が多すぎると、ペンを変えてるだけで試験時間が無くなってしまう。MAXで5色程度に収めるとよい)
③時系列作成
・・・問題文から時系列に関連することを抜き出して時間軸を整理する。コツは「時間」に関係ないことは、必要最小限の事項にとどめて、それ以外は時系列の図に組み込まないこと。
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ステップ2:答案構成
①項目の取捨選択
・・・単に思いついた項目を列挙するのでなく、「本当にこの項目は記載する価値があるのか?」という点も検討する。「書くべきか」「書かざるべきか」それが問題だ。どうしても判断がつかないときは、「記載量を抑え、一言言及する」
②問題文チェック
・・・問題文の文言(条件)をすべて答案構成用紙に反映出来ているかチェックする
③記載量
・・・各設問、論点毎に記載量の目安を決める。あくまでも目安でよい。
④見出し(数字、タイトル)
・・・各論点の「見出し番号」(1⇒(1)⇒①⇒(ⅰ)の順に使うのが一般的)を決める。うまく階層化した番号にする。また、本文の内容を的確に示す「タイトル」をつける。
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ステップ3:答案作成
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このテクニックはあくまでも私が考える「論文答案作成テクニック」です。
他の考えやテクニックもあると思います。
また、各自使いやすいように「改良」を加えていくことも大切です。
終わり