<論文答案作成テクニック 2/2> | 弁理士試験合格!! 講師 湯浅竜のブログ

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弁理士の湯浅です。資格の学校TACで弁理士試験受験指導しています。論文の必須科目対策や著作権法を教えています。「1プラス9パターン学習法」や合格答案量産のための「10個のプロセス」を教えています。Twitter、Facebookもよろしくお願いします(^_^)

<論文答案作成テクニック 2/2>

ステップ1:問題文を読む

        ①直接の問いの確認

   ・・・問題文が何を聞いているのか確認する。(例「甲は乙の特許権を侵害するか説明せよ」等の一文をチェックするイメージ)

        ②マーカーチェック

   ・・・問題文にマーカーでチェックする(蛍光ペンをうまく使って、メリハリをつける。問題文の読み間違いを防ぐ。配色が多すぎると、ペンを変えてるだけで試験時間が無くなってしまう。MAXで5色程度に収めるとよい)

        ③時系列作成

   ・・・問題文から時系列に関連することを抜き出して時間軸を整理する。コツは「時間」に関係ないことは、必要最小限の事項にとどめて、それ以外は時系列の図に組み込まないこと。

      ↓

ステップ2:答案構成

        ①項目の取捨選択

   ・・・単に思いついた項目を列挙するのでなく、「本当にこの項目は記載する価値があるのか?」という点も検討する。「書くべきか」「書かざるべきか」それが問題だ。どうしても判断がつかないときは、「記載量を抑え、一言言及する」

        ②問題文チェック

   ・・・問題文の文言(条件)をすべて答案構成用紙に反映出来ているかチェックする

        ③記載量

   ・・・各設問、論点毎に記載量の目安を決める。あくまでも目安でよい。

        ④見出し(数字、タイトル)

   ・・・各論点の「見出し番号」(1⇒(1)⇒①⇒(ⅰ)の順に使うのが一般的)を決める。うまく階層化した番号にする。また、本文の内容を的確に示す「タイトル」をつける。

      ↓

ステップ3:答案作成


このテクニックはあくまでも私が考える「論文答案作成テクニック」です。
他の考えやテクニックもあると思います。
また、各自使いやすいように「改良」を加えていくことも大切です。

終わり