ええと…。
ハッキリ申し上げて、困惑でした
だって花道が真ん中やないスラムダンクなんて
てか、ここまでリョータくんにスポットが当たったことが、
今まであっただろーか
あ。
キャプテン、花道、ゴメン
わたくし、元々、リョータくんファンなのですね。
そもそも元々、ちっちゃくてちょこまか動く、足の速い、
本当は努力家のくせに陰で隠れてやってて、
表では精一杯平気なフリをするタイプが好きなんすねー。
なにしろ、アホの後輩二人をよしよしてなだめながら
融通のきかない面倒臭い先輩二人を動かさなくてはならない中間管理職を
表面は精一杯平気なフリして頑張るリョータくんが好きなんです。
頑張ってたら彩子さんに褒めてもらえてすぐ、
ご機嫌になるリョータくんが好き
作品なんてね、名脇役が光ることで深みを持たせることができるのよ
と勝手に思っていたので、はい。
ほしたら風の噂では。
今回の主役はリョータくんだというではありませんか。
はい???
いや、主役は花道でしょ?
流川くんとの掛け合いはよ???
あれ?
て、感じでしょうか
なので、
井上雄彦先生が原作・脚本・監督、てことも
エンドロールまでちゃんと分かってませんでしたけれど←おい
なるほど、見終わったら何の違和感もなく終わったのは
井上先生が関わりまくってたからか、と物凄く納得です。
てな感じで、ある意味ニンマリし続けた2時間でした
これは、もう3回くらい観に行ってもいいな。
スラムダンクファンでなくてもそう思える作品だと胸張って言えますね
花道が、前半何もしないのが、というか
たいして動くわけでもなく騒ぐわけでもなく、
あんなに自分が目立たない状況に対してあんなに大人しくしてられるのが
不思議なくらいでしたけど(笑)
後半、花道らしく「ボールにまだ触ってない」と騒ぎ始め、
パスを回すように訴えまくり、キャプテンにゴンってされてやっと
うんうん、これこれ
流川くんが「うるせぇ」連発し始めて、これこれ
タプタプタプも何度も発動してくれたし
たーのしい
個人的には彩子さんのさりげないカッコよさが際立ってて、
大満足な出来でした
リョータくんファン的に、ありがとう、井上先生
リョータくんちがあんな複雑なことになっていようとは全く知らなかったし
そもそも優秀な兄ちゃんのことしか頭にない母親、に
次男からは見えてしまいがちやから
その程度のグレ方で済んでよかったね、母上。
リョータくんにバスケがあってよかったね。
その意地っ張りっぷりは、間違いなくあなたの産んだお子さんだね、と
リョータくんの母上には言ってあげたいです
リョータくんの母上が、トンネルから出られたと実感できますように。
いやいや、安西先生が誰よりもカッコいいスラムダンク。
素敵です
こんなん見ちゃったら、井上先生、次はー?て
思っちゃうじゃないかー
機会があれば、皆さんもぜひ、ご覧あれ