鍋のイベントでかっちと小谷くんが「観に来て」って言うもんだから…

というのは半分冗談で(笑)


友人が「行くよ~」と言うので、くっついて観に行ってきました。


まずはあらすじをペタッと。

【あらすじ】 ~公式サイトから引用~
天変地異により全てが崩壊してしまった世界、、、、。
暴力が人々を支配し、地上は血に染まった。
そんな中戦場から傷つき逃げる一人の男がいた。
彼の名は『ダルマ』
戦うことしか知らない彼がたどり着いた場所は
普段は誰も近づかない死を想像させる樹海、、、、
意識朦朧と逃げ込んだ先で待ち受けていた世界とは
想像を超えたダルマが目にしたものは一体!?
戦うことから逃げた男がまた刀を抜いた。
それは・・・生きるために!!!




今回ビックリしたのが、物販の多さ。
「豊富」とは言わないよ、とにかく「多い」

キャストのブロマイドだけでも何種類あったんだろ…

日替わりだとかゲネのだとか…
10種類くらい??

とにかく多い。


良ちゃんと真志、かっちのだけなんとなーく見たけど、
うん、どれ買っていいのか悩むんだろうな、てくらいとにかく多かった…。



しかもパンフレットの真ん中見開きが白紙!Σ(゚ω゚;)

自分だけかと思った友人が隣近所に確認したけど、やっぱりみんな白紙。

初日だったし、落丁かと思ってスタッフに聞いたら。。。


「仕様です。」


どっひゃー!Σ(・ω・ノ)ノ


なになに?キャストにサイン書いてもらうの?
一緒に観劇した人たちの寄せ書き?

あ、相関図でも書いてみる??


そんな風に盛り上がった私たちは、主催者に踊らされているのでしょうか?(笑)



某る○まさんなんて、可愛いもんなんだな…という意見で一致。




ステージは客席前方センター付近に花道があり、
それが下手前面の客席出入り口へ突き抜ける感じ。


こんなかんじ。




この花道上での殺陣もあったり、わりと迫力はあったかな~。




で。感想。


ごめんなさい。
あくまで私個人の感想ですので、なんとなーくな気持ちで読んでください。


ちなみに『ダルマ』は主人公の名前です。


始まって30分ほどは「あーーーこれひさびさにやっちゃったかもな…」
って思うくらい、さっぱり内容について行けず…。


あと、主要メンバーひとりのセリフが本当に聞き取りづらくって。
何を言っているのか理解するまでに、結構時間がかかりました…。
番組とかだと普通なんだけどなー。舞台だと違うもんなんだね、と。

…ごめんなさい(*´・д・)


で、あらすじにもあるように基本「戦う」シーンが多いのだけど。
黒田さん率いる黒田一派が多いこと多いこと。。

あれだ。
里見八犬伝の玉梓一派みたいな感じ。


座席が後ろの方だったから良かったけど、前の方だと怖かっただろうな…
「後ろで良かった・・・」と思ったのは初めてかもしれない(笑)


話の展開が、

黒田一派から抜け出すダルマ
 ↓
平和なひととき
 ↓
不穏な空気
 ↓
ダルマ&仲間と黒田一派の戦い
 ↓
意外な結末


ってなかんじなのだけど。

この「平和なひととき」で良ちゃん・かっち、真志が登場して
ようやく話に追いつけました(笑)



しかも、かっちの役名が木刀を持った「こじろう」。

もうね、いろんな想像しましたよ…(笑)

身体は弱いけど、姉を守るため必死に強くなろうとする弧次郎。
(残念なことに、漢字は違った)
その姿が愛おしくて、それだけでももう満足(*´▽`*)←え、違うって?(笑)


次。
オカマな良ちゃんが可愛かった(*´ω`*)

奥さんのいるオカマな中年?って設定だったのだけど、
バッチリ化粧&着物姿の良ちゃんがね…もうね…


カ・ワ・イ・イ♡(*´艸`)


でもなんでオカマの道を選んだのか。
その理由が、
戦いで自分の娘を失ったこと。
その娘が生きられなかった人生を生きるために、オカマになったこと。
娘を奪った争い事は嫌いこと。
でも今度は奥さんを守るために、戦う道を選んだこと。

その一連の感情が痛いほど伝わってきて。
ちょっぴり泣きそうになっちゃった。


で。
ふと、鍋絡みのライブ以外で良ちゃんを観るのはお初なことに気づき。
28歳最後の舞台であるこの作品でその姿を観られて良かったのかなーと。

ちょっと他の演技も観てみたいな、と純粋に思ったかな。



次、真志。
ひでおに続き「真志の実年齢は本当にいくつなんだ( ̄▽ ̄;)」
って聞きたくなるくらい、年齢不詳だった。
仲間内でのコック?ってな役柄だったのだけど、
大鍋抱えて出てきた姿はどこからどう見てもアラフォー。

声の出し方とか、物腰がそうさせるんだろうなぁ…

誤解を恐れずに言わせてもらうと、キャップのつばを後ろ向きにしてかぶっているのに
まったく若く見えないってある意味すごい!


真志が登場するだけで、その場の空気が変わった気がした。
それだけ存在感がある役者なんだろうなーと改めて思いました。


でで。
小谷くんの殺陣は大江戸鍋以来?だけれども、本当に綺麗だな~って思った。
身のこなしが軽いんだよね、ほんと。

役柄はこれ当て書き?ってなくらい、小谷くんらしさが出てたなー。
そこにほんのり恋が絡んでみたり。
けっこう美味しいところを持っていってたんじゃないかな~と。


あ。
「生きる!」ってセリフがあったのだけど、
それを聞いて武士ロのドキュメンタリーを思い出したのはナイショ(*´艸`)


そんなこんなで。
まったく主要メンバー以外の事しか書いていないのですが…。


しょっぱなは「やばい。後悔しか残らないかも…」
ってちょこっとだけ不安になりましたが。
観終わった後は「観て良かったかな」って思えるお話でした。


まぁ。。
「恋って残酷だな」…ってのが率直な感想かな。



最後に。
こころで先生役だった、遠山さんも出演されていたことに、劇中で気づき。
相変わらずほわーーんとした空気を持っていらして、こちらも満足。