矢崎ホームズって、本当に自由な人で。

ちょっとヒトを小バカにしたような態度をとることもあるのだけど、
でもどこか憎めなくって。

なんだろ。
よく言われているホームズ像である「変人」と言うより、
「ちょっとだけズレている人」

それもこれもぴろし自身の愛嬌もあるのかもですが。


矢崎ホームズ×村井ワトソンは、ワンコと飼い主って感じ。

どこまでも延びるリードをしっかり握ったワトソンと、
自分の思うがままに自由気ままに歩き回るホームズ。

フラフラ~っと寄り道しようとすると「クイっ」っとワトソンが軌道修正。

ホームズとワトソンとの間に信頼関係が芽生えていくように、
ぴろしと良大くんとの間に信頼関係があるからこそ、
ぴろしはあんなに伸び伸びとしたホームズでいられたんだろうな、と。


やましげホームズは…
例えようがないんですよね(-"-;)

矢崎ホームズのことは、しっかりと導いていた村井ワトソンが、
やましげホームズの時には、かなり振り回されることが多くって。
ほんっとーに自由なんですよね、やましげホームズって。

きっとやましげさんが良大くんのことを信頼していて、
良大くんもやましげさんのことを信頼している。
だからこそ成り立つ関係なんだろうけども。

あ、あと観客も二人のことを信頼して、二人も観客を信頼していて。

なんだかそういう信頼の中で出来上がったのが、
このやましげさん×良大くんの、

「緋色の研究」

なんだろうな、って。


「やましげさんなら、ぜったい面白いことをしてくれる」

「良大くんは絶対にブレない」


その通りだったんです。


でもそれでいい。

いや。それがいい。


そう素直に思えました。



ってか、基本的に話しているのはワトソンなのに
なぜかホームズから目が離せなくって。

それはホームズの足首や行動が気になっていたからではなく…(爆)


これって良大くんがブログに書いていた

「ホームズの話を食い入るように聞いていただけ」

だからなのかなーって。


脇に徹するって難しい。
主張しすぎても目立たなさすぎてもダメなんだろうし。。
だからこそ今回、良大くんにばかり目がいかなかったのは、
ある意味正解なんだろうなって。

あくまで主人公はホームズだからね。


聴き手と同じ目線で話を辿りつつ、
少しだけ私たちより先を歩いて道筋を整えてくれる。

立派なワトソンでした。



ステキな時間をありがとう(*´▽`)ノ