それでは、感想スタート...φ(・ェ・o)


☆矢崎ホームズ×村井ワトソン☆
■1幕■
最初、上手からワトソンがテクテクと歩いてきて、
観客に向かって「ドヤっ(o・∀・o)」としたあと、椅子に座ってお話開始。
原作通り基本的にはワトソンの回想録なので、
地の分もほぼ良大くんが読んでいました。
だから読む量もほぼほぼ8:2くらいの割合で良大くん。

その中で何役も、しかも会話している両方の人物を…
ってなシチュエーションも多かったから、かなり見応えあったなぁ。

今回は比較的、本から視線をあげて
こっちを向いてくれることが多かったかな。
だから観ている側も「ふむふむ」と思いながら、
ワトソン目線で話を追いかけていた気がする。


ソファに深く腰を下ろしてどっしり構えたワトソンとは真逆に、
ホームズは登場してからずっと落ち着かないままソワソワo(゚∇゚*o)(o*゚∇゚)o
それがなんだかやんちゃな子どものようで可愛かった♡


ソファに腰掛けたふたりが「やいのやいの」とやり取りしているのを観ていると、
なんだか昔N○Kでやっていた海外ドラマのワンシーンを観ているようで。。

観ていて、何度かそんな錯覚に陥りそうになりました(*゚д゚)
てか、この組み合わせでそんなドラマやってくれ(笑)


グレグスン刑事が「犯人を捕まえた」と言って回想する時、
下宿屋の女主人も村井ワトソンがやろうとするのだけど。
その声なんだか聞き覚えあるな~と思っていたら。

そうです。
ピノキオ@ぼくとしょ2に登場したハトさんでしたよ…(笑)

良大くんの「女主人」ってそんなイメージなのね…( ̄▽ ̄)


しかしそれでは納得のいかないぴろし。

ぴ「え、え、ちょっと待って(-"-;)違うよねぇ」

ぴ「あ、じゃあココ僕がやるね」

良「あ、お願いします(*´・д・)」


その瞬間に照明がピンクに変わり。。


・・・ぴろし、あんたって人は(´Д`)


なんだろ?ちょっと身体くねくねさせながら、
喘ぎ?吐息?交じりのエロ女主人を熱演(*´д`*)


それ・・・合ってるの?(´・ω・)(笑)

私、原作を読んだときにはそんな風に想像しなかったぞ?

良大くんの「僕のよりエロいっすね(苦笑)」って
言葉が全てを物語っている気がする。


このシーン。
他の組み合わせでは、どうだったのか。
それだけが無性に知りたい。




あと印象的だったのは、演奏会から帰ってきた時のホームズ。
椅子に座ってソワソワしているから、何がしたいのかと思いきや。
かぶっていたシルクハットをおもむろに外すとそれに向かって


「す、素晴らしかったぁぁぁ(*´д`*)」


って叫んでスッキリ(〃ω〃)

「か、可愛い…( *´艸`)♡」と思ってしまいましたよ、えぇ。。


その後も矢崎ホームズが可愛くて×2♡

グレグスン刑事が「犯人を逮捕した」と言うと、
あからさまに動揺する矢崎ホームズ。

今どきそんなリアクション取る人いないっしょ??!Σ(・ω・ノ)ノ
ってなくらいに、そわそわそわそわ…

でもその犯人が自分の推理している人物ではないと分かった瞬間、
これまた「良かった~ε-(´∀`*)」って感情を全身で表わしていて。

そんなとこもいちいち可愛いぞっ(σ・∀・)σ


って…Σ(゚▽゚;)!!1幕の感想、

「矢崎ホームズ可愛いよ、ぴろし(*´д`*)」で終わっちった…(爆)


■2幕■
休憩を挟んで第2幕。
1幕とは逆にぴろしが語り手であるホープの部分を読み、
それ以外を良大くんが読んでいました。

この時のぴろしのふり幅ハンパねー(*゚д゚)!

さっきまでのテンション高い元気っ子はどこへやら。
静かに、でも確実に沸き上る復讐の炎がみえました。


原作を読んだときよりも確実に情景が目の前に広がって。
意図的なのか、2幕がはじまった瞬間に空調がきつくなって。
その空気感で一気にベイカー街から、
アメリカの荒野へと飛ばされておりました。

天真爛漫なぴろしも良いけど、
やっぱ怒りに狂いまくるぴろしも良いなぁ。。。

回想シーンを終え、ベイカー街へと舞い戻り。
犯人の自白が終わり、元の矢崎ホームズと村井ワトソンへ。。

ワトソンの「君のことを僕が日記に記録している」ってセリフのとこで、
舞台の後ろから白い光が彼らに当てられて。
これから訪れるであろうふたりの明るい未来(なんか怪しいなw)を
表しているようで、鳥肌が立ちました。

音楽もスゴく効果的に使われていて、
視覚と聴覚とが混ざり合うのが自分の中で新鮮だったなぁ。


■カーテンコール■
カーテンコールの時、階段を使わずセットから、
ピョンっと降りようとしてつまづく矢崎ホームズ(〃ω〃)
客席が笑うも、後ろを向いていた村井ワトソンは何が起きたか分からず。

そんなワトソンに「ごめん×2(。・人・`。))」と謝るホームズcute♡
それに対して「ん?」と首をかしげたまま
袖に捌けてゆくワトソンは、もっと可愛かったぁ(〃ω〃)




☆やましげホームズ×村井ワトソン☆
■1部■
ホームズが違うだけで、こんなにも違うお話になるんですね。
それが本当にびっくりでした。

こちらのホームズとワトソンはとにかくボディアクションが多い×2。
※ボディタッチじゃないですよ。

例えば、二人の出会いのシーンでもしっかり握手を交わし、
「痛っΣ」っと少し手を引っ込める村井ワトソン。
馬車に乗っているシーンでも身体を小刻みに振って、
馬車の揺れを表現していたり。

とにかく聴覚だけでなく、視覚にも訴えてくるコンビでした。


そしてやましげホームズ。

どっからどう見ても変人(笑)←褒めています。
登場する時もめちゃめちゃ早足で来たかと思えば、
ぼふっと椅子に座ったり。

かと思えば、ボーーっとどこか一点を見つめていたり。

ねーねー(*´・д・)
ワトソンの話、聞こえてる…?

とにかくあまり落ち着きがないなーってイメージ。


だからこそ余計に振り回されてるなー、村井ワトソンくん(-"-;)
って思っちゃいました(笑)
でも振り回されるのもまんざらじゃない村井ワトソン可愛い…♡


確か序盤だったと思うのだけど、
「私は」ってセリフをワトソンが「わしゃあ」って噛んじゃって。
流れ的に笑いが起きてもおかしくない箇所だっただけに、
みんなむふふふふ(〃ω〃)

ちょっぴり照れる村井ワトソンが可愛かった♡


そしてこちらのコンビでも目玉?な女主人のシーン。

マチネ同様、ハt…高い声で女主人を再現する村井ワトソン。
納得がいかず「どう思います?」と、
マリンバ奏者の方を巻き込むフリーダムやましげホームズ。

お姉さんも「えっ?わたし??!(((・・;)」と、
マジでびっくりしていました(笑)

で、出来映えを楽器で表現してと言われ…

「ちーん…」(トライアングルの音)


よし来たこれっ!と言わんばかりに読み始めるやましげホームズ。

ホームズ。

ほー…む…ず?Σ(・ω・´lll)

えーっと、それって。
いわゆる「棒読み」だよね?(爆)

そうなんです。
例えて言うなら、小学生が自分の日記を読むかのように
「~~なのでぇ~あります( ̄▽ ̄)」と全く抑揚のない読み方。

しかも噛みまくってるのにそのまま突っ走るもんだから、
こっちもわけわかめ状態(-"-;)

読み終えたところで仕返しと言わんばかりに
今度は村井ワトソンが、
「どう思います?素直な感想を」とお姉さんに言うと。


「ちーん・・・」(トライアングル再び)


そだよね・・・( ̄▽ ̄)



■2幕■
やましげさんの本気を観たのは、やっぱり2幕のホープだと思う。

幕が上がるなり、うな垂れた体制のやましげさん。
重く暗いテンションのまま読み進めます。
ぴろしが怒りを溜めて溜めて爆発させるタイプとするなら、
やましげさんは溜めて溜めて静かな炎を燃やし続けるタイプ。

私はそんな風に感じました。


回想シーンを終え、現実に戻ってきたあとの年老いたホープも、
やましげさんこの数十分でいくつ歳取った!?ってくらい変化していて。

復習を遂げた男性の絶望とか空虚とか…
そのすべてが「声」に集約されていた気がする。

声だけでこれだけ表現する、ってすごいよな。。。


■カーテンコール■
ラスト、目を合わせながら「せーのっ!」で
一緒に本を閉じていたのが印象的。

カーテンコールで村井ワトソンがセットの机の方を指したのに、
やましげホームズさん気づかずにそのまま捌けてしまい…。

「ん??どうした?」
と思っていたら、再度カーテンコール登場した時、
帽子を忘れていたことに気づくやましげホームズ。

これまたお茶目さんですな( ̄▽ ̄)


って、ソワレの感想短くないか?(-"-;)


to be continued...