エクリチュール新人作家・杉浦李奈の推論Ⅶ
図書館で借りてきた本です。
引き続きエクリチュールシリーズ。
エクリチュール
新人作家・杉浦李奈の推論Ⅶ
レッド・ヘリング
松岡圭祐
前巻で住所がメディアに知られてしまった為、近所ではあるが引っ越した李奈。
すると引っ越し当日からWikipediaに住所を載せられてしまう。
そして不自然に本のレビューは低評価が続いたり、書いてもいない盗作が世に出されたり、身に覚えのないDVDが実家に届いたりと嫌がらせが続く。
そんな中、明治時代に翻訳された新訳聖書についての研究本を書いて欲しいとの依頼が届き、そこから事件に巻き込まれてしまう。
話の展開…というか。規模がどんどん大きくなっていき、ラストにかけては驚きの連続だった!
そして私には聖書は難しすぎた…。
悪者らしい、いかにも悪者!といった人物の登場も逆に新鮮で、そこはおもしろかった。
知らないことが多いなぁと改めて思わされました。