エクリチュール新人作家・杉浦李奈の推論Ⅳ
図書館で借りてきた本です。
エクリチュール
新人作家・杉浦李奈の推論Ⅳ
シンデレラはどこに
松岡圭祐
③まで読んだ後、急に⑨まで飛んでしまったのでw
慌てて間を探しました
新人作家の李奈に突如三つの試練が迷い込む。
１つ目は、シンデレラの原典を探れという脅迫メール。
２つ目は、シンデレラの原典を調べ、論文を発表する予定でいた大学教授の死の真相。
３つ目は、女子高生を中心に人気爆発した作家、RENのパクリ疑惑の追求。
読書好きの李奈は、その知識を元にそれぞれを解明していく。
そんなストーリー。
このシリーズの特徴は、豊富な李奈の読書知識である。このところ読書に励んでいる私としては、１つくらいは自分も知っているネタがあるかと思ったが…なかった
笑
まぁ古典文学や、読書に興味がない人でも知っているような本を読んできたわけではないから、そりゃそーなんだけど。なんか悔しい
w
まぁそれはそれで仕方あるまじ。
著作権に関してはほぼ無知である私。
YouTubeなんかでは、「著作権(問題)に引っかかりそうなので音声消します！」と、焦るYoutuberを多々見てきた為、本書に描かれていた、表現・創作物に関しての法や、裁判での前例は意外であった。
今後、法が見直された方がいいとは一概には言えないが、バイトで生計を立てながら、夢に向かって一生懸命努力している人達が万一被害に遭ったとしても、そこはどうか救われて欲しいと願わずにはいられない。