先日、霊感があるイタコみたいな知人のこに、父さんの霊視鑑定をしてもらったんですよ。
電話で。
事前に、写真は送っておきました。
その結果、父さんが言いたい事は、
・頭が痛い頭が痛いと言ってる。
・長期間苦しんで亡くなった感じではない。
・もっと、人の役に立ちたかった。生きたかった。もっと皆に色々してあげたかった。と言ってる
・お母さんには、ゆっくりしなさい。その時が来たら、お父さんが迎えに来るって言ってる。
・お父さんは成仏してるけど、普段はリビング・キッチンのいつも居た場所に居る。
・お供え物はお食事が喜ぶ
との事でした。
だいたい、納得する事を伝えてくれました。
私は、父さんに弱みを見せられたことが全く無いです。
私は卑屈な人間ですが、お父さんは真逆。
先日、実家に行って母さんとお茶のみながら、話をしていた時の事なんですが、
そんな話をしていたら、母さんは父さんとの嫌な思い出と天秤に心揺れている、複雑な心境からは抜けられそうにありません形相でした。
何故、母さんがキッチンドリンカーになって、飲むと人格が豹変して、良妻賢母から般若のお面みたいになってしまったのか?
というのには、主な原因があります。
それは、父さんのモラハラ。
うちの父さんは自営業の傍ら、もう一つの仕事をしていました。
もう一つの仕事というのは、医者でもないのに、先生と呼ばれる仕事です。
9才年下の母さんは、最初はハイハイと父さんの言うことを聞いて、対応していたのですが、
自己中心的で人を振り回す父さんに嫌気がさしてしまったのです。
他にも、ファザコン母さんのお父さんが亡くなってしまってから、鬱病になって酒が進んだのもありますが。
例えば、父さんが昼に帰ってきて、忙しいから飯食ったらすぐに出かけるから、早くしろと、昼食の支度をさせて、
母さんが急いで食事の準備をすると、食べ終わった後に、
ちょっと横になって寝るわ。
と言って、昼寝をしだす。
全然、急いでないじゃん。
とか。
晩御飯作ったのに、連絡もよこさず、帰ってこない。
など。
数えたらきりがない。
手を繋いで歩こうとしたら、手を振り払われる
とか。
その話が、母さんの口から出てきたので、思わず、美化された父さんの思い出が曇ったりしました。
酒が入ってない状態の母さんは、かなりの人に気を使う優等生タイプなのですが、酒が入ってキレると、暴走を誰も止められませんでした。
なので、何十年も隠れて酒を飲む母さんが、ある日、お腹がパンパンにカエルみたいに腹水が出て、字が書けなくなったり、計算が出来なくなったりするまで、誰も気付かなかったんです。
そうなるまで。誰も気付づかなかった
極めつけ、
父さんは、
「お前が子供を産まないから母さんがアル中になったんだ!」
と、私に八つ当たりして来たこともありました。
沸々と、思い出すことは多々あります。
母さんは、父さん死んでからは、うちに誰も来なくなったし、あんなに賑やかな年間スケジュールが全く無くなったり、またお父さんのお世話になった人達も、次々亡くなっていく。
お母さんは残りの余生をゆっくり過ごしています。