あたりまえは、個人や家庭でずいぶん違うものです。
家庭によって違う、で思い出すのは
各家庭のサンタ事情
わたしの実家でのサンタ事情を、今の子育て世代の方に話すと大絶賛されます。
「その手があったか!」
なるほど。父も母もうまいことやりましたね。そう思わずにはいられない。
なぜかと言うと、わたしが子供の頃のサンタからのプレゼントは、お菓子が入ったブーツ!
クリスマス時期になるとスーパーに陳列されるアレです。
「うしさんのぬいぐるみがほしいです」
たどたどしくサンタさんに手紙を書いても、却下!(笑)
願いは聞き入れてもらえません。
そもそも煙突がないのに家にきてくれることだけでも奇跡!?
毎年クリスマスの朝に目が覚めると、枕元にはお菓子のブーツ。
手紙の内容は受け入れてもらえませんでしたが、とても嬉しかったのを覚えています。
そして興奮さめやらぬうちに、親と一緒におもちゃを買いに行くのが恒例でした。
今の子育て世代の皆さんはクリスマス時期にこんな悩みがあるそう。
「子供があのゲーム機欲しいって言ってたから(サンタとして)用意していたのに、急にキャンセルしてきた!」
何その駆け引き。
キャンセルとかあるの?
その点、
「サンタからはお菓子のブーツしか届きません!」
クリスマスのおもちゃは親が直接買ってくれる、が浸透していれば、プレゼントで悩むことはないですもんね。
余談ですが、確か小学4年生くらいのとき、事前に親がお菓子のブーツを買っているところを見つけてしまいました。
「あっ!お父さん!それ!」
爆笑しながらもブーツを後ろ手に隠す父。バレバレですから!(笑)
もうバレたからどうでもいいと思ったのか、その年のクリスマスには、お菓子のブーツと共に、なぜかチョコパイが置かれてました。
チョコパイは実家でのおやつの定番です(笑)
いや、いいんだけどね。もうサンタが誰なのかわかってたし。
夢があるのかないのかよくわからない、幼い頃の思い出でした。