年末になると記憶がよみがえる、実家での大晦日から新年の過ごし方。
TVの「ゆく年くる年」をBGMに、年が明ける前に家族全員こたつに集合!
カウントダウンから年が明けると同時に新年の挨拶をします。
「明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。」
挨拶が済むと、家から徒歩1分ほどにある、こじんまりとした神社にみんなで初詣。
行き帰りには、どこかで鳴っている除夜の鐘の音が、うっすらと聞こえていました。
「よい年になるといいね。」
「宝くじ当たっているといいね(笑)」
話をしながら家に着くと、お猪口1杯分の御神酒を家族で回し飲み。
下戸の父をはじめ、アルコールを飲まない家庭だったのです。
その後はみんなでテレビを見ながらリラックスタイム。
この日だけは夜更けであってもコーヒーもお菓子もOKの日!
しばらくしたら、家庭内流れ解散です。
初詣はともかく、少なくとも新年は家族で挨拶するもの、と思っていました。
しかし、他の家庭では
そもそも年明けに家族で集まらない
年明けを待たずに寝る
大晦日は家にいない
特に家族で新年の挨拶もしない
初詣にも行かない
という方も多く。
年が明けたらまずは挨拶!!が当たり前だったわたしは、とても驚きました。
「みんなで挨拶?しないよ!」
そうなの!?
偶然ですが、結婚した今も自宅近くに神社があります。
しかし、夫にはわたしが過ごしてきたような習慣はありません。
大晦日に一緒に観ていた番組も、お笑い芸人が笑うと罰を受ける、アレ。
番組中、カウントダウンもありません。
それでも頃合いを見計らい、新年の挨拶だけはねじ込んできましたが、ここ数年はその番組も放送されておらず。
大晦日であっても、ほぼいつもと変わらない時間を過ごしています。
なんなら日付が変わる前に就寝、なんてことも。
なんだか少し寂しいなぁ。と感じてしまうのでした。
「THE 大晦日〜年明け」の思い出をつくってくれていた両親には、心から感謝しています。