女性専門傾聴セラピスト
本ソムリエ
真野姫世美（まのきよみ）です♪
こちらの作品は今年
映画化されています。
鈴木亮平さんと宮沢氷魚さんが
出演されていましたね。
映画も気になりつつ・・・。
あっと言う間に
公開終了されていて
観に行けず（涙）
わたしが住んでいる地域は
ファミリーが多いので
ストーリー的にも、うん、
そうだよね（涙）
とは、納得しています。
（しくしく・・・）
最初は読む予定では
なかったのですが、
なんとなく気になって・・・。
これね。
読んで大正解！！
でした。
著者の高山さんは
２０２０年にすでに
他界されています。
著者の自伝的小説、
とも言われているんですね。
では。
ざっくりあらすじを。
幼少の頃から
「オカマ」「おとこおんな」
と呼ばれ、
いじめにあっていた浩輔。
１４歳で母を亡くした後は
違う場所で生きようと
猛勉強をする。
勉強の甲斐あって
地元の進学校へ進み
現在は東京の出版社で
働き、自由に暮らしている。
あるとき、ゲイの友人に
ゲイのパーソナルトレーナーを
紹介してもらう。
それが病気の母を支えながら
暮らす中村龍太だった。
めちゃくちゃ一言で
まとめてしまうと、
男性同士の恋愛物語。
・・・なのですが。
それだけにとどまらず、
この作品は、
愛の物語
だと感じました。
浩輔の母、龍太の母への
想いも描かれている、
愛の話
です。
ネタバレになるので
ここでは細かくは書きませんが
最後の方に龍太の母親が
浩輔に伝える言葉が
ものすごく、胸を打ちました。
高山さんは他にも本を
出版されているので
ぜひ他の作品も
読んでみたい！！
と思うくらい、
ページをめくる手が
とまりませんでした。
読めて良かった！！
２００ページないので
読みやすいと思います。
ぜひ、少しでもご興味があれば
読んでもらいたい作品です。
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