女性専門傾聴心理カラーセラピスト

本ソムリエ

 

真野姫世美(まのきよみ)です♪

※Kiyomiと表記しています♪
 
読書とB'zとモノづくりが好き♡
 
カラーやカードを使って
傾聴、話を掘り下げることが得意です♪
 
 
 
 
週末恒例の読書紹介です♪
 
芦沢央さん
 
「貘の耳たぶ」
 
 

これまたなんとも言えない感じですが、

 

どんどん読みたくなる感じ!!

 

 

今回の「貘の耳たぶ」は長編。

 

 

うっすら内容だけ知った上で

 

「おもしろそう!!」

 

と思ってしまったのですよ。

 

※アメブロで他の方が紹介されていて

 知りました♪♪

 

 

いや~。

 

まいったね!(何が)

 

読み始めてすぐに

 

「これっ・・・。

 

 おもしろいやつ!!」

 

って気がついちゃいました。

 

 

まずはあなたにも

ザックリあらすじを

お伝えしたい♡

 

 

同じ日に同じ病院

男児出産した繭子郁絵

 

産後で気持ち不安定繭子

自ら産んだ子郁絵の子

「取り替え」てしまう。

 

私が育てても幸せにして

あげられないかもしれない・・・。

 

発覚に怯えながらも

息子、航太への愛情が深まる繭子

 

 

一方、何も知らない郁絵

「取り替えられた」息子、

璃空(りく)を、

愛情深く育ててきた。

 

それぞれの息子が4歳を過ぎた頃

「取り違え」が発覚する。

 

元に戻すことを拒む郁絵

 

沈黙を続ける繭子

 

そして、

一心に「母」を慕う幼子たち。

 

切なすぎる「事件」の慟哭の結末は-・・・!?

 

 

・・・という感じのストーリーです。

 

 

「八日目の蝉」とは

似て非なるお話。

 

 ↓ ↓ ↓

 

子供を取り替える繭子も繭子ですが、

 

対する郁絵も、

結構なデリカシーのない発言に

 

「あぁ・・・」

 

って思っちゃいました。

 

 

例えば、

繭子が「取り違え」をしてしまう

キッカケのひとつに

 

出産中、

帝王切開を選択した繭子に

※郁絵は自然分娩で出産しています。

 

「普通に産めなくて

 

 残念だったね」

 

なんて言ってみたり。

 

※本人悪気がないからタチが悪い!

 

他にも、産後1ケ月健診で

繭子と再会したときに

 

「母乳で育てるのが

 当たり前」

 

みたいな発言をしたり。

 

※世の中に母乳が出なくて

 悩んでいる人がいるってわかってない発言。

 

チョイチョイ、

 

「郁絵デリカシーなさすぎる・・・。」

 

=残念!!

 

って発言をしています。

 

 

わたしも妊活では

色々あったので。

 

実際に

悪意はないであろう発言を

何度も受けたことがあります。

 

 

人知れず、

 

メッタメタに心を八つ裂きにされ。

 

精神ズタボロになった経験があります。

 

 

だからと言って、

 

赤子取り替えはイカンです。

ダメ、絶対。です。

 

 

なんかもう。

 

なんとも言えない読了後のこの気持ち。

 

 

とにかく、読んでみてほしい。

 

圧巻。

 

読めて良かったな。

と思える作品でした。

 

小説って、

ただ読むだけでなく。

 

そのストーリーから

自分がどう考えるのか。

 

そういったことも

楽しみのひとつだと思うんですよね。

 

ぜひ、未読の方は

チャレンジしてみてはいかがでしょうか。

 

 

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 ↓ ↓ ↓

 

 

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