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NICK LEESON -1985~1992-

ニック・リーソン(NICK LEESON)  1985年~1992年


1985年(18歳頃)~

 18歳の時、学校を中退してクーツ・アンド・カンパニーに就職。約2年間、小切手の処理業務を行う


1987年(20歳頃)~ 

 モルガン・スタンレー に採用される。

ここで、先物・オプション取引 事務管理部門へ配属され先物・オプション取引の決済処理業務を行う。

当時、給料とボーナスで2万ポンドは高給取りである。業務のなかでしだいに、利益を作り出しているのはトレーダーであると気づく。

そのころ、モルガンでのスターは、ジェイムス・ヘンダーソンであった。

ニックはジェイムスのランナーになることを希望したか叶わず、1989年モルガン・スタンレーを辞める


1989年(22歳頃)~

 ベアリングズに採用される。

ベアリングズ銀行は、1763年に設立された世界初のマーチャント・バンク であり女王陛下の投資銀行といわれていた。ここでも、先物・オプション取引事務管理部門へ配属されるが、9ヶ月で配置換え希望を出す。

80年代、ベアリングズ成功の1つは、クリストファー・ヒースの日本株取引だった。その成功を知るニックは極東のインドネシア海外部門行きチャンスにのる。

ジャカルタでは、1億ポンド相当の無記名株券の山が待っており、その処理をするなかでリサ・シムズ(妻)と出会う。


1990年(23歳頃)

 株券の山は、1000万ポンドまで減少。


1991年(24歳頃)

 ニックはベアリングズ内で、先物・オプション取引事務管理の専門家とみられるようになる。


1992年(25歳頃)

 ベアリングズはシンガポールに新規開拓の余地をみいだし、SIMEX での先物・オプション取引開始を決める。ニックは、この取引でトレーダーとバックオフィスを取り仕切る責任者になることとなり、念願のトレーダーとしての仕事にありつく。


ここまでの彼は実に、順風満帆であったようだ。


続く。