6/30 年金 | 20年間で5000万作る資産運用方法を考える・・・>゜)))彡◆

6/30 年金

2007年06月27日号【黙っちゃいられない】
社会保険庁の仕業の本質は


●未納3兄弟
 年金未納問題で未納三兄弟と騒いだ挙句結局自らも未納だったということでお遍路参りまでした民主党関係者がいましたが、年金の納付記録がずさん管理でそれを安倍内閣が明らかにしたら政治責任だと騒ごうとした民主党もさすがにやぶ蛇(ブーメラン効果ともいうらしい)と思ったかトーンダウンして、どうするかみな首をすくめているようです。

 6兆円の掛け金もつかっちまったようで、社会保険庁が橋本派利権の牙城でしたし又社会保険庁の職員ぐるみですから与野党とも如何転んでも非難されることになるからです。
岸信介が戦前に作った制度ですからお孫さんの安倍さんが是正すればいいので今回の選挙が如何なろうが次の内閣の重要課題ですから公務員を除く一般国民の意に添わなければ一発でアウトですからしっかりやってもらいたいものです。
厚生省は岡光次官という人がいて実刑食らった高級官僚として名を残しましたが下のほうも厚生関係の雑誌を発行させて関係の業界に買わせて原稿料を稼ぎ挙句の果てにその原稿も印刷屋の親父に書かせてたくらいですから推して知るべしで、印刷屋も世田谷に家を買いましたから発注してた厚生省の某氏も大もうけしたでしょう。

 さて年金管理の現場ですが社会保険庁のコンピューターには、名寄せされずにいる記録がたくさんあります。
この件に関して社会保険労務士に具体的事例で実際解決をネットで依頼しても返答してくる労務士は一人もいませんでした。親方日の丸の資格ですからこんなもんです。
具体的事例とは甲斐壽久さんという方の遺族の年金請求です。
さて問題の焦点から言えば社会保険庁のコンピューターの中には甲斐壽久という人の記録が国民年金含めて関連づけられない状況で7件入っていました。7件とも生年月日は同じです。

 鈴木一郎という人は日本に何人いるでしょう。生年月日の同じ鈴木一郎は何人いるでしょう。
7人の生年月日の同じ甲斐壽久さんは同じ人とわたしは思い名寄せしてくれというとそれは出来ないそうです。
年金手帳だ何だとうるさいのですが甲斐壽久さんが死んでいないから遺族年金を請求してるんで本人に聞けないんですね。
社会保険労務士は答えてもくれないので甲斐さんの履歴をたどることにしました。
ご兄弟に聞いて沖縄のエアベースで働いていたとかその後の職歴をたどりおぼろげながら宮崎から船橋までの人生航路の軌跡をやっとこたどりました。
4年かかりました。
そして船橋社会保険事務所で大声をあげやっとこ7人の甲斐さんが同一人と認めさせました。
さてその甲斐さんが奥さんの旦那ということを認めさせるのに又大変で壽久さんの国民年金記録の前後のナンバーを確認させたところ奥さんの名前が出てきたというわけです。
コンピューター画面は個人情報保護を盾に見せません。
想像するに見せられないくらいにお粗末なデータ登録なんでしょう。
使っちまった6兆円を請求できなくして辻褄あわせをしてるに違いありません。岡光次官初め厚生省が考えそうなことです。

 ここで職員の能力を考えるべきです。
実例として知ってる限りで愛人を元田中角栄秘書に頼んで社会保険庁の第三セクターに年収800万円で採用させてる事例があるので、名寄せしやすいシステムを考える必要があります。
全部言わなくても意味わかりますよね。

 さて便利な名寄せしやすいシステムとはソーシャルセキュリティー番号というのがそれでアメリカでは採用されています。
さてこれを言うと一部が人権をたてに大反対します。
追跡されたくないみたいですね。
甲斐壽久さんの奥さんは4年も自らの権利を無視されつづけていたのです。
こういう方のためにぜひ社会保険番号制度をつくり国民全員に与え各官庁が相互利用できるようにして脱税予防、犯罪予防、年金の請求事務に役立てていただきたく思います。

一兆四千億もコンピューターに投資するくらいならこの位考えないとね。

 わたしに下命していただければ日立より上手に安くやる自信があります。
日立を下請けにしてね。
社会保険庁に注文させたらまた年金が一兆円くらいなくなります。
それでも日立は赤字かもしれません。