上海・深セン株式市場=急反落
上海・深セン株式市場=急反落、下げ幅はここ10年で最大
07/02/27 18:50
前営業日比 売買代金概算
上海総合指数
大引け 2771.791 268.808安
高値 3049.771
安値 2763.395
前営業日終値 3040.599 42.125高
滬深300指数
大引け 2457.492 250.184安
高値 2719.519
安値 2454.918
前営業日終値 2707.676 30.941高
上海B株指数
大引け 173.270 15.644安 15610万米ドル
高値 190.476
安値 173.005
前営業日終値 188.914 1.327高 10549万米ドル
深センB株指数
大引け 491.89 46.59安 10.91億香港ドル
高値 539.05
安値 491.53
前営業日終値 538.47 2.22高 6.54億香港ドル
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[上海 27日 ロイター] 27日の上海・深セン株式市場は約9%下落し、1日の
下げ幅としてはここ10年間で最大となった。中国全国人民代表大会(全人代)が来週開
幕するのを前に、地元ファンド筋による利益確定売りが膨らんだことが背景となった。
外貨建てB株と人民元建てA株の両方をカバーする上海総合株価指数 <.SSEC> は
268.808ポイント(8.84%)安の2771.791で終了。下落率は1997
年2月以来の大幅なものだった。
アナリストらは、下落を引き起こすような具体的なニュースはなかったとしている。た
だ、ファンド筋は全人代開幕を前に利益確定を急いでいた。また、一部のファンドは、配
当金の支払い資金を調達するため売りを出したという。
上海A株の売買代金は史上最高水準の1280億元(165億ドル)。
市場の悪材料の1つとして、ここ2カ月間のインフレ統計を受けて、利上げが迫ってい
るとの見方が出ていたという。ただ、多くの市場関係者は、下落の要因は、投機的な動き
だと指摘している