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12/10 ブルームバーグ コラム

【今日のチャート】米労働者賃金の伸び率は90年代後半の高水準に接近
12月8日(ブルームバーグ):米労働者の賃金の伸び率は1990年代後半の高水準に接近しつつある。ミラー・タバクのストラテジストらは、賃金の上昇が米連邦準備制度による利下げの可能性を低下させると指摘する。

ミラー・タバクの株式ストラテジスト、ピーター・ブックバー氏は「平均時間給の数字は利下げの可能性を一層後退させるだろう」と語る。

きょうのチャートは過去20年間にわたる平均時間給の前年同月比の推移だ。11月は4.1%上昇と2004年2月の1.6%上昇を大きく上回り、01年3月と並んでいる。( {USHEYOY INDEX DES <GO>})

緑の線で表した96年11月から01年11月まで5年間の水準に戻りつつあることに注目だ。外挿法で大ざっぱにトレンドを判断すると、名目賃金の伸びは健全とみられる。

10月のインフレ率は1.3%だったが、ブルームバーグ・ニュース調査によると11月は2.1%への上昇が見込まれている。緑の線の時期のインフレ率は平均2.6%だった。( {CPI YOY INDEX DES <GO>} )

米ゴールドマン・サックスのエコノミストらは、8日午前に発表された11 月の米雇用統計について「底堅い」と表現した。11月の失業率が4.5%と前月の4.4%から上昇したことについては、「多くの人が労働市場に参入したこと」によるとし、「大幅な弱体化の兆し」ではないと分析している。