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ウェル・フィールド証券 安田道男

〔話題〕ウェル・フィールド証券、安田社長の下でMSワラントの初ディール
06/07/21 20:32


 [東京 21日 ロイター] 野村証券とUBS証券で、MSCB(転換価額修正条項付転換社債型新株予約権付社債)などのエクイティ・ファイナンスを担当した安田道男氏が社長のウェル・フィールド証券(東京都中央区)が21日、初めての案件をまとめた。

 今回ウェル・フィールド証券が手がけたのは、ヘラクレス上場のイーシステム <4322.OJ> の資金調達。第三者割当て方式で企業が発行するCBを証券会社に割当て資金を調達するMSCBの新株予約権型で、ウェル・フィールド証券は、イーシステムが発行する新株予約権200個を2億5000万円で購入。これがすべて権利行使されると、イーシステムは時価総額(約39億円)を上回る約52億円を調達することになる。  イーシステムは調達する資金を、営業力やコンサルティング力の強化に向けた人員の拡充や、教育・研修の強化などの運転資金に充てる予定としている。

 新株予約権の行使価格は当初2万7405円で設定されている。行使価額は株価によって変動し、上限は設定されていない。下限は当初行使価額のおよそ半分の1万3703円。  新株予約権の権利行使のトリガーはイーシステムが持っているため、イーシステムにとっては、株価が下がっている時の権利行使を抑制するコントロールが効くほか、実際に資金調達が必要な状況に限って柔軟に行使請求をし、資金を調達できる仕組みになっている。

 ウェル・フィールド証券は、ビービーネット <2318.OJ> の子会社(旧社名ビービーネット証券)として昨年秋に営業を開始。今年5月から、元UBS証券株式本部金融商品部の安田道男氏が社長に就任し、新体制になった。

 安田氏は、UBS在籍前の2004年10月まで野村証券でエクイティ・ソリューション部に所属し資金調達ビジネスに関与していたが、安田氏らチームの一部が野村からUBSに移籍したことで注目され、今年春のUBS退社時も話題になっていた。