それは他愛のない出来事。
でも
世界を揺り動かす出来事

光の枝葉1

光は自ら輝いて、光の矢を放つ

放たれた矢は星となり
また自らを輝かせる。

暗闇は、矢を描くキャンバスとなり。
四方を行き交う輝きの見守り手となる。

光の枝葉2

矢はいくつもの経路を経て星に至る

時に、星になれず。行く手の護り手になる光もあれば
幾重にも別れ、更に細く、長い道のりを経る光もあるだろう。

それは他愛のない話。
他愛のない出来事。
でも
世界を震わせる。ナニカ

光の枝葉3

長い旅の中、
お互いを護る為に、身を削るものもあるだろう。
傷だらけになるナニカもあるだろう。
違う輝きと、一緒になるかもしれない。

それでも進む。

放たれた矢なのだから

光の枝葉4

行く先に何かあるのだろうか

目的はあるのだろうか。

星になるのが目的?

それはわからない。

ただ、私は私であるだけで、他のことは分からない。

光の枝葉5

星になるのではなく、
星に還るのかもしれない。

夢を見るように光は流れ、
元の場所に戻るのかもしれない。


光の枝葉6

それは他愛のない出来事。
神様の気まぐれ
大切なものを見つけられる時間。

世界を揺り動かす出来事



光の枝葉