みずのえみずのえ。それは水の枝水の流れを汲むモノ細く長く、遠くに活きるモノみずのえそれは水の得この国の多くがその恩恵に与るそれ故に危険も伴う。けれど無ければならないものみずのえそれは水の杖深淵を探る見えない流れから少しだけ。恵みを授かるのだ。そう、この恵みは多すぎてはならないのだ。みずのえそれは壬五行より十干の九水にして陽暖かな、温かな芽吹くお話。みずのえ