二の姫と同い年の猫が居ます。

名前はストライク。略してストラ

うちの裏に空き家があって、そこがどうやら猫の子育て場になっているようでした。

猫ってちょっと大きくなると、みんなでお引っ越しをするみたいなんですよね。

どうやらその日の夜はストラの家族はお引っ越しの日だったようです。

しかし何をやったのか、それとも風が強く吹いたのか、
うちの自転車が倒れてしまって、ストラの兄弟もビックリしたことでしょう。
おそらく、みんな逃げてしまった中で、一匹だけ、手近な植木鉢の中に隠れてしまって、身動きの取れなくなったのがストラ
とはいえ、すぐにうちの子に…っていうわけじゃありませんでした。

つい数日前まで子猫を保護していたのですが、哀しいことになってしまっていたので、
第一発見者のパパは、動けなくなっていた植木鉢をひっくり返して出してやりました。

そりゃあもう、脱兎の如く逃げ出しました。
が、
元のおうちにはだーれもいなかったのです。

一日中みゃうみゃう言いながら、うちと裏の家を探し回ります。

もーこっちは気が気じゃありません

つい先日まで、同じ鳴き方をした子がいたので尚更です。

当時妹がウチに居まして、

その泣き声を聞いて、私と妹は全く異なった腹の括り方をしました。

妹「どうせ死んじゃうのなら辛くても苦しくても何もしない」
私「ご…一匹ぐらい私が死ぬまで飼ってやる!私がかーちゃんになってやる!」

というわけで、覚悟を決めてパパに私か飼う。私が責任を持つ
と覚悟を言ったらば、意外とあっさりといいよって言いました。

でも覚悟と責任を負うことを決めて伝えなければ、生き物を飼うのをパパはうんいいよ。なんて、絶対言いませんが 苦笑

猫を捕獲の前に、猫用の新居とご飯と食器とトイレを買ってから捕獲作戦開始

…と言っても、とりあえずご飯を外に置いておく。。。なんですが

朝、見に行ったらご飯空っぽでしたが…コレは多分他の猫なんじゃないかなぁと…

その間も、子猫はうちとうらのうちをみゃぅみゃぅいいながら徘徊します。

声が近くなってきたなと思った所で飛び出して探す。なんてのをやっていたら、運良く出くわしました。

もちろん野良なので、触ろうとしたら「フーッ」って言います。
でも、もうあんな哀しい声で誰も来ないのに探して回るのを見ているのがイヤだったので、
引っ掻かれてもいいや!痛いのは一瞬!
と思って捕まえて胸元に乗せたら…以外の程大人しくなりました。

そのままうちに連れて帰って、まずは猫用ミルクとカリカリを用意したら
うにゃうにゃいいながらむさぼり食っていました。。。まあ腹も減りますわな。

ストラを飼っているので、よっぽどのことがない限りはもうしないって決めちゃったのですか、
以前は残っていたご飯を裏の家の境であげていました。

その前は隣のお寺に住んでいるおばあちゃんがあげていたんですが、
お歳を召してしまって、足腰が不自由になってしまって以来あげるひとがいなかったのです。
猫たちはみるみるうちにやせ細ってしまって、流石に可哀想になってしまったので、
わざわざ買い与えることはしないけど、余っているモノがあるなら分けてもいいかなって思って、
少しですが、分けていました。
その時に、本当にお腹が空いた子達は、うにゃうにゃいいながら食べるんです。

だから本当にお腹空いたのかなって。

で、その時に息子に

猫の名前何がいい?
って聞いたら
「ストライク!」
といったのでストライクです。

さばとらっていうのかな?茶虎じゃないヤツです。

1の姫と、おそらく同い年…つまり、一の姫の生まれた年の子猫なんですね。
ついでを言うとうちのお店と同い年w

息子も猫好きなんですが、
一の姫もビックリするぐらい猫好き
当時は咬まれても蹴られても、ゾンビのようにやってくる一の姫にストラが相当怯えていたので、猫のおうちをちょっと大きいモノに変えて、現在まで来ています。…そろそろ足場が壊れそうですww

将来的には家の中を自由に歩かせたいのですが…今は二人の猫好き娘が追いかけ回すのでいないときしか出してあげられません。。。夏休みは結構辛そうです

息子はだいぶ大きくなったので、
最初は邪険に扱っていたストラでしたが、
こいつ…言うこと聞くぞ!?
と思われたらしく、にゃーにゃー喋って?水分ぐらいはゲットしています。
そして触っても怒らなくなった猫に息子はますますメロメロに…猫下僕になる日は近いw

そういえば以前、あんまりにも一の姫を警戒するので、

ストラ、一の姫はさ、一応君のお姉さんなんだよ

と言ったときの驚きの表情のストラを私は忘れることが出来ません。。。
もの凄くショックだったようです。。。

猫飼いの友人に話をしたら、猫の方が今は精神年齢上なんだから、おにーさんにしてやれよw

ということで、ストラに

君の方が早く大きくなっちゃったみたいだから、一の姫のおにーさんだよ。
おにーさんは妹に優しくしないといけないんだよ。
息子君は優しいでしょ?

といったら、しばらく一の姫に咬むのを辞めていた経緯があるので、
それを見たときからストラには積極的に話しかけています。。。返ってくることはほぼありませんが 苦笑

チーズスイートホーム見ていたら思い出しましたww