昨日もインフルエンザ予防について、少し書きましたが、
厚生労働省のインフルエンザ予防に関する啓発リーフレットやポスターからも、
「うがい」という言葉が消えているようですね。
その理由は、喉から侵入したウイルスはそのまま喉に留まるわけではなく、
すぐに(20分程度で)細胞内に入っていくので、20分ごとにうがいしないと効果がない、
ということからと聞いたことがあります。
それでも、やはり、手を洗うように、喉を洗うことは必要!
わが家では、1年を通してタイムのチンキ(エキナセアやセージとブレンドも)が活躍していますが、
身近にある「緑茶」にも
・ 抗ウイルス作用
・ 抗菌作用
・ 抗酸化作用
・ 血糖上昇抑制作用
などをもつ、優れた成分が含まれています!
それは「カテキン」です![]()
カテキンには4種類ありますが、
その中でも「エピガロカテキンガレート」がインフルエンザ予防に有効、ということも確認されています。
(2009年 株式会社伊藤園・中央研究所と静岡県立大学薬学部・鈴木隆教授との共同研究にて)
「カテキン」は、お茶に含まれる苦み・渋み成分で、緑茶(煎茶や番茶)に最も多く含まれています。
茶葉に含まれるカテキンは発酵により減少するので、
半発酵茶のウーロン茶や発酵茶の紅茶に含まれるカテキンの量は、少なくなります。
また「カテキン」は高温で抽出されやすいので、
うがい用に緑茶を淹れる時は、必ず熱湯で抽出します![]()
その後、しっかりと冷ましてから、うがいに使ってみてください。

