青、紫、ピンク、赤紫、

薄いものから濃いものまで、色とりどりの紫陽花あじさい

 

昨年のこの時期はほぼ終わりに近く、枯れていましたが、

今年は7月に入ってもまだまだ元気に咲いていました。

(京都府内の田舎のお寺です)

 

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アジサイの色。

アジサイの花の細胞内に含まれるデルフィニジンというアントシアニン色素によるもので、

・アントシアニンの構造

・同時に存在する助色素の構成比

アルミニウムイオンの量

3つの組み合わせで、色の変化が生じるのです。

 

簡単に言うと、

土壌のpH濃度(酸性度)によって、花の色が変化し、

土壌が酸性に傾けば青色に、中性~アルカリ性に傾けば赤色になります。

 

これは、

土壌が酸性だと・・土中のアルミニウムがイオンとなって土中に溶け出し、アジサイの根から吸収されて

花のアントシアニンと結合して青色になる。

土壌がアルカリ性だと・・アルミニウムが溶け出さないので、花は赤色になる。

というもので、土壌のPH濃度の違いが直接アジサイの色に関わっているのではなく、

それによって土中のアルミニウムが溶け出すかどうか、というところになるようです。

 

酸性の土壌には、アルミニウムの他にも、植物にとってストレスになるような物質がいろいろと含まれていて、

多くの植物は何らかの障害を受けてしまい、自生するのでが難しいようです。

中でも、障害を受けることなく、アルミニウムを体内に集積する機構を持っている植物があるそうで、

それがアジサイであり、茶やユーカリなのです。

 

そこで、この紫陽花の色を変化させるアルミニウムとコアラのお昼寝の関係について、

面白い記事を見つけたのでご紹介します。

 

"では最後に、アルミニウムに関わる興味深い話をしておきましょう。アルミニウムを吸収できる植物もあり、それは茶とユーカリです。それぞれ古葉に蓄積させて落葉して解毒しています。


ユーカリを食べるコアラは有名ですが、このコアラもユーカリの葉を食べたあと、しばらく動かなくなり昼寝をします。これは消化するのにアルミニウムが原因でその分離と解毒に時間と消化エネルギーが必要なためと説明されています。

ところが、オーストラリア、アデレートにたいへん肥沃な地帯があり、土の腐植も多く、そこに生えているユーカリを食べているコアラは食後の昼寝はなしでも大丈夫だそうです。原因を調べたところ、土に腐植が多く、解離してくるアルミニウムが少ないためにユーカリの葉のアルミニウムも少なく、その結果コアラが食べても簡単に消化作用が進むということです。"

 

2010年11月『農業経営者』

関祐二さん著~過剰の対策、欠乏の克服~より引用させていただきました。

 

確かに、神戸王子動物園のコアラたち。

お食事タイムの後に行くと、みんなお昼寝していました~コアラ

動物園のユーカリの木の土も、アルミニウムを含んでいるってことなのかな。