交通事故で病院に運ばれてから
20日過ぎぐらいかな…。

「高次脳機能障害のリハビリをして欲しい
本人は復職したいと思っているが
今のままでは
見た目は変わらないかもしれないけれど
仕事は出来ないと思う」
運ばれた病院で訴えました

けれど

検査してもらった言語聴覚士さんから
グレーゾーンだと言われました
これぐらいなら戻れるのではと
そんな風に言われました

医師も看護師も
言語聴覚士も
作業療法仕も
病院は誰も止めてはくれませんでした

私の予想通り
仕事は続けられませんでした

あの時

医療側から
しっかりリハビリしてから
戻らないと大変なことになると
言ってもらえていたら
病識が少しでもついたのかなとか

リハビリをして戻っていたら
仕事を辞めずに済んだのかなとか

仕事を辞めるにしても
色んな手続きをゆっくりと
考えてから辞めれたのかなとか

どうして誰も私のいうことに
耳を貸してくれなかったのかなとか

講演会に参加したときに講演されていた

心理士さんのような方がいてくれたら
家族との軋轢は生じなかったのかなとか

仕事に復帰してから
しばらくして会社にいけなくなって
医師、看護師、言語聴覚士、
作業療法士、警察、役所…。
色んなところに高次脳の説明をしました

今となって思うのですが
私たち家族は高次脳機能障害を
理解してくれない人たちで囲まれていたのだなと

高次脳機能障害の研修会や、講演会、
本や論文を読んだり
勉強して家族は高次脳の知識は増えました

でも、家族だけが理解しても知識が増えても
それだけではダメなのです

弁護士、社労士、支援職、役所、
医療(医師が最終的に判断をされるので
特に医師ですけれども)
警察、当事者と当事者家族に
関わってくださる方々に
もっとこの障害について知っていただきたいです

行政に相談しても、当事者に病識がなく、
また、近しい身内からも理解もされず、
ご家族だけで当事者を支えられている
ご家族もたくさんいます

高次脳機能障害の支援体制については
支援普及事業開始から 10 年以上経過し
全都道府県 に支援拠点機関が設置され
制度上の整備は進みました

だけど、まだまだ
障害福祉サービス等の運用面など
高次脳機能障害の障害特性に
十分対応しているとは言えない状況なのです

都道府県での支援体制にも格差があったり
(運転再開支援などはあるところとないところもあります)
現実と法の狭間に苦しんでいる人が沢山いても
法的に難しく、

助けたいと思っても助けることができず
お力になれずごめんなさいと
そう言うしかない支援職の方々がいることを
政治家の方々にももっと知っていただきたいです

 

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日々悩み苦しむ私たち家族を、

支えてくださってありがとうございます。

感謝しています。

高次脳機能障害の当事者の旦那さんと

旦那さんを支える私たち家族が

少しでも前に進んでいけるように

これからもよろしくお願いします。

高次脳機能障害の事を一人でも多くの方に

知っていただきたいです。

よろしくお願いします🤲🥺

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