ラルク-SELL MY SOUL-の歌詞解釈 | COMPLETE OF MEMORUNDAM

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近況報告と映画と読書の知識の備忘録を整理していきます。

どうも、お久しぶりです。昔書いたL'Arc-an-cielのSell my Soulという歌の歌詞解釈です。
ジャズ調でとてもいい曲なのですがYOUTUBEにはアップされていなくてrayというアルバムに入っていますのでぜひとも聞いてみてください。Hyde氏の曲の中では一番好きです。以下解釈。
大好きな歌ですが
この歌は他のアーティストの歌詞にもよくでてくる、恋愛至上主義、溺愛中毒赤信号、現実逃避願望を歌ったものだとおもうので本当にいい歌なのかわからなくなってきます。私なりの解釈を書きますのでお暇な方は何かコメントを下さい。
まずこの歌は冬眠状況をまやかしの安息、もしくは死と捉えてると思います
魂を欲しがる悪魔 望まれるがままに それが天国の道を塞いでも願いが叶うなら 大切な君を攫って遠い街へ行こう そしてどこまでも案内しようか幼い頃のように ← これは愛する人をどんなサディスティックな罰を受けようが自分の気持ちいい世界、nostalgia、邪魔されない自慰的空間で自由をむさぼりたい
しかし
目覚めても~からサビまでそれがつかの間の安息であると囁きます。

ためらわず窓を開いて太陽をあびよう そんな下らない日々に抱かれて 何もかも捨てよう 手を伸ばして手を伸ばして掴んだのは綺麗な棘付きの花 ←ここでHYDEが太陽について、他の歌詞(thesilvershining等)でみられる絶対的な生の象徴と捕らえてるようなことから、色褪せてつまらない現実から逃げ出したいといことが読みとれます

I ALWAYS SEE YOU IN MY DREAM 自由に縛られてる 透明な翼を羽ばたかせて 果てない世界で君と出会う そう絵空事だと 知っても ← 自由に縛られてる、ここで彼は迷宮を自由に旅しているが迷宮からは出られない、出たくないと。終わりのない旅、悠久の孤独を癒やす存在を求めつつ、それが幻想だと自覚はしている
僕は逆さに墜ちて 儚い眠りさめても あの日のように 君がそばにいてくれたら ← そして彼は辛苦な生へと、現実へと回帰していく、それでもあなたがいてくれるだけで、全ての思想も信念も趣味嗜好目的全てを共有できるあなたがいてくれたらこの欺瞞と不条理な世界に傷つけられても全てを許し、肯定し、禁断の果実を貪るような快楽を与えてくれるから生きていける。でも無理だ。前にも書き込みましたが恋愛は永遠ではないとHYDEは捉えてるでここで終わるのです