マルチタスク。二重課題など。

いっぺんにいろいろやるやつですね。

これは人体の仕組み的には、その効率などの点でみてみると、向いていないのだとおもわれます。

他の人と比べて、得意な人や苦手な人は様々ありますが、得意な人でもひとつにした方がその作業単体の効率はあがりやすいかとおもいます。


けれども、このマルチタスクは使い方によっては、養生法となるのではないかと考えることがあります。

人とその時々の場合にもよるのですが。


もそもそマルチタスクをするというのは、集中を分散することになるわけです。

そのため、一点集中と比べて集中力が注ぎにくいし、それを均等に分配するというのも難しいわけですね。


人は、集中しすぎてしまうこともあります。

イメージ的には、ジッと紙面や画面を凝視するような。そして過度になると、その紙面や画面に顔を近づけ過ぎてしまうような状態になることがあります。


そこまでいくと、視野がかなり狭まります。その紙面をみようと集中しているのに、そのなかのほんの一部しかみえにくくなります。

集中の仕方によって、かえってみにくくなってしまっているような状況です。


ここで、マルチタスクです。

それらをすることで、集中しすぎを分散していく方向へもっていきます。

そうすると、ハッと我にかえることができるかもしれません。顔を近づけ過ぎていたことに気づくというか、一旦、客観視がしやすくなる。ということがあります。


自分の経験としては、レポートなどに取り組んでいたときでしょうか。

もう、よくわからなくなってくるのですね(^_^;)

けれど、そこで、一旦、関係のないことを挟む、レポートはたしかにやらなければならないのですが、あえて他の予定を組み込んでみる。時間や体力がたりないから(-_-;)と思っていましたが、組み込み方によっては案外他の予定も入れられることがあります。そして、そうしてみると意外とレポートのほうも思いつきがあったりなかったり。


これは、マルチタスクといっていいのかわかりませんが、マルチタスクとも近いような感じがしています。ので、マルチタスクで養生法とか言っています。



マルチタスクもそのやり方をやり続ければ、エネルギーも多く使い、負荷がかかりやすいので、どちらも適度がいい感じではあります。


それぞれのやり方に適所があるのですかね。というところ。