質か?量か?という話であれば、それは両方である。


先にどちらがくるべきか?という話になったならば、どっちでも可であるとおもう。

また、どちらが先にきてもやり方次第で、その流れのスムーズさは変わってくるようにもおまう。



ところで、理学療法士がやったりやらなかったりする検査のなかで、関節可動域検査というのがある。

その文字通り、人体にある各関節の動かせる範囲をはかるやつである。

この検査のみているところは、どちらかといえば量である。関節の動かせる量。

関節をみるときというのは、それとはべつに、質をみることもできる。

関節の動き、その状態をみるような感じである。

それは、触診でもあり、可動域検査でもあり、やり方次第でそのように見ることもできるというわけで、これもまた使いどころをわけて使ったらよく、


検査にしても治療にしても使いどころをうまくやったらいいという話になる。

最初の話の、質と、量ということならば、両方でもあるし、場合によっては、質を重視したらいいし、場合によっては量を重視したらいいのである。それらはそれぞれの目的に合った方法となるかもしれないしならないかもしれず、その使いどころを各使い方をふまえて選んだらよさげである。