環境設定。
人は良くも悪くも環境にある程度、適応する能力がある。
慣れる。
新しい職場にいったり、新学期の新しいクラス、新しい学校、などなど
最初は違和感のようなものや気疲れをしたりもするものであるが、いつの間にやら慣れる。
というふうに置かれた環境に慣れる。適応する。
そんな能力を備えている。
良くも悪くも。ということで、
逆にずっとだらだらしてたらだらだらモードになりやすくなるのである。
そんな経験をしたことがあるひとはいると思う。
毎週2日の休みより、ご連休や夏休みの長期休暇のあとの方が、仕事や授業がだるく感じることがある。
休みに慣れた。それはということもひとつあるかもしれない。
もちろん太ったり、筋力体力が落ちたりもその生活状況という環境が変わればそれに応じる。
部活でバリバリ動きまくっていた人が引退した途端にまるまるとしてきたなんていうのも見たことがある?ような気がする(笑)。
あとは、体だけでなく、精神ももしかしたらそういう慣れや適応もあると考えることはできるかもしれない。
そんな感じなのである。
そういうふうになっている。
人体、心身の仕組みのひとつである。
この能力は、治癒の過程においても、良くも悪くも関わることがよくある。
症状を解消していくなかで、生活や、食べ方というのが関連している場合は、もちろんそれらを改善することが根本的解決への近道となる。
が、生活を変えたり食べ方を変えたり
はなかなかできなかったりするものである。
みてきた感じやほかの話をきいてもそんな印象である。
自分もそんな生活が改善できなかったひとりである。
わかっちゃいるけれど。という感じで。
結局、痛い目をみたことで改善の第一歩となったのだが(笑)
たしかに痛い目をみれば変わる動機にはなるかも?(笑)
というように、自分の意思力?意志力?
ではどうにもならないのである。
というか、そういうのでは変わらない。というのがほとんどであり、もしかするとそういうふうに、生半可な中途半端な気持ちだけでは変化しないようになっているのかもしれない。仕組みとしてそれもあるのかもしれない。
変化しようとする適応しようとする。
があれば、
安定しようとする。というのもあるのかも?
ということ、で、
環境設定の話をですが。
変わることは簡単にはできないのか!?
という、気がしつつも
ところが!
これに使えそうなことがある。
最初に書いた
環境に慣れる能力
を利用します。
それを使うことで、自身をコントロールする手段とします。
変わらざるを得ない環境をつくる。
環境を設定する。
環境を設定してしまえば、あとは勝手に慣れる。
ようになっているのだから、それで自然に変わっていく。のである。
環境を設定することが、変わっていくための舵取りをしてくれるといえるだろうか。
たとえば、よくかんだ方がいいですね。
ということは聞いたことがあると思います。
そのようにお伝えすることもあります。
が、やっぱなかなか忘れがちなことが多い傾向に。
そもそもなぜ噛まないのかといえば、柔らかい食べ物が、多いという環境が設定されている可能性があるのです。
そんなによく噛まなくてもすむような。
それが続けばそれに慣れる。
ということは、逆に噛みごたえがある。
噛む必要がある食べ物をちょっと取り入れて見る。
そのような食生活
という環境設定をしてみる。
そうすると、噛むことに慣れる。可能性がある。
まぁ、そんな話をしたかってのです。
環境設定で良くも悪くも人体は心身は動くので。
自身をコントロールする手段のひとつとして環境設定という手段もどうかなと。
周りをみていると、自身をコントロールできててすごいなぁ。と思う人って、何人かいたりもするけれど、そういう人たちは、環境設定の工夫をするのが上手な人たちなのかもしれません。