症状は人によって様々であり、手だったり足だったり腰だったり、頭痛やなんとなくのだるさというアバウトな感じに出てくるものもあります。

それらは、似たような症状をもつ人もいます。腱鞘炎といわれた人や偏頭痛といわれた人など、表面的にみえている症状が似たような人はいるわけです。

これらには、その症状となるまでのある程度の傾向やパターン、つながりもあるのですが、大元を辿っていくとなると、原因が様々となることはしばしばです。

首の骨である頚椎のゆがみのようなものが、お腹の方の症状になっていたり、頭部の状態が手足に出たり、足の状態によって、手に影響を出したり、お腹の状態で頭痛を助長したり、それらが複数混じっていたり、…といろいろになります。

ですので、原因を探っていく手段として全身・全体をみるようにしています。
それは、同じような部位の同じような症状であっても、上記のようにどこからどうきているか?という背景にあるものが人それぞれ異なることは多くあるからです。

全体のバランスがとれていることで、人は体調もよくなりやすいようですし、そうなれば、どこかに負担がかかってそれをかばって負荷の偏ってしまったところに何か起こるかもしれないというのは予想しやすいと思います。

全身全体をみて、それぞれのその状態に応じて整えています。