五労(ごろう)といって、東洋医学的な見方です。の画像。

五行の各行を疲れやすくするといわれる動作を5分類したものです。

五行にはそれぞれに五臓六腑が関連して属しているため、各臓器を疲れやすくする動作ともいえます。

「木:肝臓、胆のう。火:心臓、小腸。土:脾臓、胃。金:肺、大腸。水:腎臓、膀胱。」

それぞれ関連しています。

それぞれの動作が影響するので、その動作や姿勢をやり過ぎないように休憩したり、軽く運動したり、気分転換したりすることで、体調調節に役立てることができます!

あとは、今の時期でいえば、じめじめ湿度がありますね。湿度は土に影響しやすく、脾臓や胃に影響します。
そのような時期にずっと座りっぱなしで作業をしていれば、重ねて脾臓や胃の負担がかかってくると考えることが可能です。

加えて、脾臓や胃は消化や吸収に活躍する臓腑です。
疲れを蓄積したまま遠慮なく、無理な食生活を続ければさらにしんどくなるかもしれません。

土行の疲労は、
胃もたれのほか、口にも関連があるため、口内炎もできやすくなる可能性があります。
それらの症状をサインに、自身の最近の生活習慣、仕事や勉強の仕方、現在の天気や季節等の関連などを参考にしていきます。

症状だけにフォーカスするだけでもなく、関連しやすいところからでも組み合わせていって原因に検討をつけます。
原因がみつかれば、あとはその原因を解消してみます。
原因が合っていたか合っていないかは、原因を解消する何かの取り組みをした時の変化によって判断でき、違っていたらまた他の原因を探してまたやってみればOKです。

最初は慣れなくても間違うことが多くても、繰り返し試してみると、段々と感覚的に理解が進むかもしれません。
何より自分がその時々にどう感じているのか、どんな生活習慣をしているのかを客観的にみるきっかけにもなるのがおすすめなところです♪

…という感じで考えてけます。
五行という仕組みが人体や自然にはありますので、セルフケアーの手段として有効活用してみてはいかがでそうか?