階段を降りていて、もう一段あると思ってたらなかった!膝がカクンとなった!
このような経験のある方は多いでしょう。
これの仕組みについてです。

人体はある程度予測調節して動きます。
例えば、歩くとき。
「あの辺りまで歩こう」
と思うと、その歩幅や足の上げる高さなどをある程度予測調節して動きます。
そして、足が地面に着地するであろう瞬間に足の筋力を発揮することで自身を足で受け止めています。

階段であれば、段の高さや段数に合わせて、段に着地するごとに筋力を発揮する予測をして動きます。

人はもちろん失敗することがありますし、脳もけっこうアバウトです。着地の目安をつけて筋力発揮をするため、段数を勘違いした時など、予測とのズレが起きることがあります。

すると、筋力の発揮が間に合わず、膝がカクン となるわけです。

また、この仕組みで捉えると、何もないところでつまずく仕組みもわかります。

一見、まったいらに見える床でも多少の凹凸があるということはあります。
まったいらな床を想定して足の振り方を予測調節して動くと、少し高い面があった場合にまったいらに合わせた足の上げる高さでは引っかかってしまいます。逆に低い面があれば、階段の時と同じようにあのフワッとした感覚を味わうことになるかもしれません。

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肩こり腰痛疲労感…群馬県前橋市の理学療法士がいる整体院
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