多くの生き物は環境に合わせて適応や進化をしながら生活しています。

人間にもそういった適応力はあるのですが、他と違って、自分たちに環境を合わせるということもしています。

人には道具をつくって、使う。という能力があります。
それらの色んな道具で環境に働きかけることができます。

暑ければ、エアコンなど涼しくする機械で、涼しい環境をつくる。
遠ければ便利な乗り物を使う。
めんどくさいから全自動。…


道具などを用いて環境を合わせるという人間の能力は、生活を豊かにする上でとても有益です。

ですが、人にも適応力があると言いましたが、適応力によって進化することもあれば退化することもあり得ます。

歩かなければ、足の筋力を使わなければ、足の筋肉が弱るというのは、感覚的に分かりやすいと思います。
ですので、暑いから寒いからといって、環境を合わせてばかりいれば、その環境操作の道具なしでは生活できなくなる恐れもあるわけです。

エアコンの効いた部屋で仕事や勉強したあとに、外で活動するのは誰しも大変さを感じると思います。
一時的になら、またその自然な暑さにもまた適応できますが、涼しい環境に合わせた状態にたっぷり適応してしまえば、熱中症になりやすい状態になるかもしれません。

しんどい環境を自分たちが快適な環境に合わせ過ぎると、自然に生きていく能力か弱まっるということです。
本来の自然な強さが損なわれるかもということです。


ですから、道具の使い方は見極めて、適度に使う。
それで、適当な具合に生活を豊かにするための手段とする。


また、見方によっては、症状を道具で制御しようとすることも環境を道具で制御することと同じように解釈できると思っています。

痛ければ痛み止め。
風邪をひけば風邪薬。
解熱?下痢止め?…

それらの意味、使ったことで起こること、道具の仕組みと使い方などを理解した上で、一時的に適切な使用をするのは良いでしょう。

ですが、これも使い方を見誤れば、合わせた環境に依存しないと快適な生活かしにくいように適応してしまう可能性があります。


人には環境に合わせる適応能力も環境を合わせて豊かにする道具をつくる使う能力もあり、

それらを適度にやっていきたいところです。

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